...)ペツポのをぢは生れつき兩の足痿(な)えたる人なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...痿えないでしよう...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...十分で弱りきるまで痿やして...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...彼是一時間かかって痿やしたものを...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...しかも一足(そく)痿(な)えたるが...
巌谷小波 「こがね丸」
...右の前足痿えしと聞(きき)しかば...
巌谷小波 「こがね丸」
...勢(いきほひ)はすべて痿(な)えけり...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「あはれ今」
...陰痿の藥を飮んださうだ...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...もう一人は足痿えの佝僂(せむし)...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...秋晩巡二北邑一先王遺制省二秋収一行到二辺荒一意更愁 村似二癈人痿不一レ起 民如二墜葉散難一レ留 寒流病レ渉纔横レ木 衰草救レ飢猶牧レ牛 非レ有二問窮連日苦一那看紅樹百峰秋章句のうち...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...悉(ことごと)く身は痿(な)えて...
夏目漱石 「薤露行」
...時折痿黄病(いおうびょう)患者に見られるように...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...陳蔵器曰く兎の肉を久しく食えば人の血脈を絶ち元気陽事を損じ人をして痿黄(いおう)せしむと...
南方熊楠 「十二支考」
...」題の下に自註して躄痿(へきゐ)の事を言ひ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...但吾健歩子其痿...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...猶全身痿(ゐ)して疾痛※痒(あやう)を覚えざるごとし...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...痿(な)へたる腕を揮(ふる)はんことを欲す...
山路愛山 「詩人論」
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横瀬夜雨 「花守」
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