例文・使い方一覧でみる「痾」の意味


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...突然急(きゅうあ)に犯されて殆(ほと)んど七十余日間病牀(びょうしょう)の人となった...   突然急痾に犯されて殆んど七十余日間病牀の人となったの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...欲ス下詣二賽シテ成田山威怒王祠ニ一以療セント中錐毛之ヲ上矣...   欲ス下詣二賽シテ成田山威怒王祠ニ一以療セント中錐毛之痾ヲ上矣の読み方
京山人百樹 「北越雪譜」

...加うるに宿(しゅくあ)に侵され...   加うるに宿痾に侵されの読み方
関寛 「関牧塲創業記事」

...宿(しゅくあ)の療養のため...   宿痾の療養のための読み方
橘外男 「棚田裁判長の怪死」

...むしろ私としては病礼讃...   むしろ私としては病痾礼讃の読み方
種田山頭火 「一草庵日記」

...養(ようあ)のためにかえって用事が多くなるわけなので風邪(かぜ)引かぬ用心に寒気を恐るる事は宛(さなが)ら温室の植物同然の始末である...   養痾のためにかえって用事が多くなるわけなので風邪引かぬ用心に寒気を恐るる事は宛ら温室の植物同然の始末であるの読み方
永井荷風 「雨瀟瀟」

...宿再び発す...   宿痾再び発すの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...此頃宿殆痊え、寒夜外出の際も湯婆子を懐にせず...   此頃宿痾殆痊え、寒夜外出の際も湯婆子を懐にせずの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...数年来わたくしは宿(しゅくあ)に苦しめられて筆硯(ひっけん)を廃することもたびたびである...   数年来わたくしは宿痾に苦しめられて筆硯を廃することもたびたびであるの読み方
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」

...氷塊一片昨秋予の西遊を思ひ立つや、岡本倶伎羅氏を神戸の寓居に叩かんと約す、予が未發程せざるに先だち、氏は養の爲め、播磨の家島に移りぬ、予又旅中家島を訪ふを果さずして歸る、近頃島中の生活養にかなへるを報じ、且つ短歌數首を寄せらる、心爲に動き即愚詠八首を以て之に答ふ(其六首を録す)津の國のはたてもよぎて往きし時播磨の海に君を追ひがてき淡路のや松尾が崎もふみ見ねば飾磨の海の家島も見ず飾磨の海よろふ群島つゝみある人にはよけむ君が家島冬の田に落穗を求め鴛鴦の來て遊ぶちふ家島なづかし家島はあやにこほしもわが郷は梢の鵙も人の獲るさとことしゆきて二たびゆかむ播磨路や家島見むはいつの日にあらむ女あり幼にして母を失ひ外戚の老婦の家に生長せり、生れて十七、丹脣常に微笑を湛へて嘗て憂を知らざるに似たり、之を見るに一種の感なき能はず乃ち爲に短編一首を賦す母があらば、裁て着すべき、鬼怒川の待宵草、庭ならば垣がもと、雜草(あらくさ)も交へずあらんを、淺川や礫がなかに、葉も花も見るに淋しゑ、眞少女よ笑みかたまけて、虚心たぬしくあらめと、母なしに汝が淋しゑ、見る心から...   氷塊一片昨秋予の西遊を思ひ立つや、岡本倶伎羅氏を神戸の寓居に叩かんと約す、予が未發程せざるに先だち、氏は養痾の爲め、播磨の家島に移りぬ、予又旅中家島を訪ふを果さずして歸る、近頃島中の生活養痾にかなへるを報じ、且つ短歌數首を寄せらる、心爲に動き即愚詠八首を以て之に答ふ津の國のはたてもよぎて往きし時播磨の海に君を追ひがてき淡路のや松尾が崎もふみ見ねば飾磨の海の家島も見ず飾磨の海よろふ群島つゝみある人にはよけむ君が家島冬の田に落穗を求め鴛鴦の來て遊ぶちふ家島なづかし家島はあやにこほしもわが郷は梢の鵙も人の獲るさとことしゆきて二たびゆかむ播磨路や家島見むはいつの日にあらむ女あり幼にして母を失ひ外戚の老婦の家に生長せり、生れて十七、丹脣常に微笑を湛へて嘗て憂を知らざるに似たり、之を見るに一種の感なき能はず乃ち爲に短編一首を賦す母があらば、裁て着すべき、鬼怒川の待宵草、庭ならば垣がもと、雜草も交へずあらんを、淺川や礫がなかに、葉も花も見るに淋しゑ、眞少女よ笑みかたまけて、虚心たぬしくあらめと、母なしに汝が淋しゑ、見る心からの読み方
長塚節 「長塚節歌集 中」

...今頼家變死の事件以外に曲筆と思はるゝ二三を例擧すべし建仁三年九月五日の條に將軍家御病少減...   今頼家變死の事件以外に曲筆と思はるゝ二三を例擧すべし建仁三年九月五日の條に將軍家御病痾少減の読み方
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」

...悲しむべき病に沈湎せられて皇業を維持されることが不可能となり...   悲しむべき病痾に沈湎せられて皇業を維持されることが不可能となりの読み方
久生十蘭 「泡沫の記」

...宿(しゅくあ)の痔疾には無花果の葉が...   宿痾の痔疾には無花果の葉がの読み方
正岡容 「随筆 寄席囃子」

...抱過小春...   抱痾過小春の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...「君恩未報抱...   「君恩未報抱痾の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...「中歳抽簪為病...   「中歳抽簪為病痾の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...身の宿(しゅくあ)さえなくば……と思うが...   身の宿痾さえなくば……と思うがの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...晩年ずっと病床から起てない宿(しゅくあ)を作りつつあったのだが...   晩年ずっと病床から起てない宿痾を作りつつあったのだがの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

「痾」の読みかた

「痾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「痾」

「なんとか痾」の一覧  


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