...正造は旧臘以来宿痾の脳病が思わしくなく...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...イングランドの財源を枯渇せしめている目下の宿痾は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...三月廿八日曇后晴、病痾やゝ怠る、宿は同前、滞在...
種田山頭火 「行乞記」
...宿痾の腎臟病に惱んで居たのではあつたが...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...悲しむべき病痾に沈湎せられて皇業を維持されることが不可能となり...
久生十蘭 「泡沫の記」
...殊に一友の如きは痾を紀州の某温泉に養つてゐたにも拘らず能大阪に来て僕を待合せ...
二葉亭四迷 「旅日記」
...宿痾(しゅくあ)の痔疾には無花果の葉が...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...抱痾過小春...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...除却旧痾身健強...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一歳総投痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし一日を遅くすることが養痾に利があるわけでもないから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...沈痾却作偸間媒...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「半歳寥寥久抱痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「中歳抽簪為病痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又「臥痾恨欠拝新正...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家翁報抱痾...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...どこが光秀の宿痾(しゅくあ)であろうか」「お顔の色を見...
吉川英治 「新書太閤記」
...どこといえる宿痾(しゅくあ)ならまだしも...
吉川英治 「新書太閤記」
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