...芥川龍之介の小説「痴人の愛」では主人公が縊刑になる描写がある...
...現に列強は軍備の為に大金を費してゐるではないか? 若し「勤倹尚武」と言ふことも痴人の談でないとすれば...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...道徳上の痴人たるを免れざるべし...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
......
種田山頭火 「其中日記」
...しかと握れる其擧動痴人のわざに似たりけり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...痴人の如くかゝる言...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...王党の若小な痴人ども...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これを疑う者は痴人である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...江国春風吹不起(こうこくのしゅんぷうふきたたず)鷓鴣啼在深花裏(しゃこないてしんかのうちにあり)三級浪高魚化竜(さんきゅうなみたこうしてうおりゅうにかす)痴人(ちじん)猶※(なおくむ)夜塘水(やとうのみず)どうやら...
中島敦 「悟浄出世」
...プロローグ「痴人夢を説くという言葉がありますが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「痴人の復讐」の誤って健全な眼をくりぬくところなどと同じ味わいであるが...
平林初之輔 「探偵小説壇の諸傾向」
...『痴人(ばか)め!』女王樣(ぢよわうさま)は焦心(ぢれ)ッたさうに御自身(ごじしん)の頭(あたま)を突(つ)き出(だ)して申(まを)されました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...毎(つね)に小児に嘲弄され痴人の笑い草たるべく...
南方熊楠 「十二支考」
...痴人(ちじん)の夢ではありません...
吉川英治 「三国志」
...たわけた痴人の夢だったぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...痴人の夢には、もう、がっかりだ」「そちは大望を矛盾といったが、朝廷を上に崇(あが)めることと、武家政治をもつこととは、矛盾しない」「もうお説諭(せつゆ)はたくさんだ...
吉川英治 「私本太平記」
...そんな儚(はかな)い痴人(ちじん)の夢を...
吉川英治 「新書太閤記」
...まるで痴人(ちじん)の狂態でござる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...痴人が夢を説くことではないと気づいて...
和辻哲郎 「夢」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??