例文・使い方一覧でみる「痴」の意味


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...船頭はじめ――白(たわけ)め...   船頭はじめ――白痴めの読み方
泉鏡花 「印度更紗」

...などと幾分愚も出て...   などと幾分愚痴も出ての読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」

...あの白の女にも選ぶということがあり...   あの白痴の女にも選ぶということがありの読み方
田畑修一郎 「石ころ路」

...自身新英蘭(ニューイングランド)で一時白院(はくちいん)の看護手をしたことがあると云うて...   自身新英蘭で一時白痴院の看護手をしたことがあると云うての読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...私は白のようにぼかんとして...   私は白痴のようにぼかんとしての読み方
豊島与志雄 「生と死との記録」

...何も見ていない白の眼だ...   何も見ていない白痴の眼だの読み方
豊島与志雄 「憑きもの」

...彼は自分を包囲して攻めよせるそれらの知力の前にあって白のごとく...   彼は自分を包囲して攻めよせるそれらの知力の前にあって白痴のごとくの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...恍惚との如くなって...   恍惚と痴の如くなっての読み方
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」

...始まりは単なる老人性呆症だったのだと言えますね――加齢による脳の器質的な変性です...   始まりは単なる老人性痴呆症だったのだと言えますね――加齢による脳の器質的な変性ですの読み方
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」

...その近くで、白面が、れいの眼玉をたえずギョロギョロと動かし、鼻翼をふくらませながら、夢中になって無益な身動きをつづけているさまは、なんといっても、この世のすがたと思われなかった...   その近くで、白痴面が、れいの眼玉をたえずギョロギョロと動かし、鼻翼をふくらませながら、夢中になって無益な身動きをつづけているさまは、なんといっても、この世のすがたと思われなかったの読み方
久生十蘭 「金狼」

...お祖母(ばあ)さんの愚を零(こぼ)すばかり...   お祖母さんの愚痴を零すばかりの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...僕が始終こぼしていた様な愚――「食えさえすれば...   僕が始終こぼしていた様な愚痴――「食えさえすればの読み方
三好十郎 「俳優への手紙」

...ただ単なる一介の陶であることを彼はつねに拒んで...   ただ単なる一介の陶痴であることを彼はつねに拒んでの読み方
室生犀星 「陶古の女人」

...われら二人の間にはまだ(ちがい)なる歓楽のみ存じたりしを...   われら二人の間にはまだ痴なる歓楽のみ存じたりしをの読み方
森鴎外 「舞姫」

...おえいがにせの白だということを...   おえいがにせの白痴だということをの読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...これも文壇きつての音白井喬二と二人だけで...   これも文壇きつての音痴白井喬二と二人だけでの読み方
吉川英治 「折々の記」

...彼は多分に愚(ちぐ)な男である...   彼は多分に痴愚な男であるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...兄上にとっては返らぬ愚であっても...   兄上にとっては返らぬ愚痴であってもの読み方
吉川英治 「平の将門」

「痴」の読みかた

「痴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「痴」

「痴」の英語の意味

「痴なんとか」といえば?   「なんとか痴」の一覧  


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