...痩形のお前をして冒険にも長い寒水の旅に上らせたものなのだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...想像よりはずっと痩形(やせがた)だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...痩形の八十歳をとっくに越したらしい銀髪の夫人の口から...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...向合て立つたのは細目の痩形...
萩原朔太郎 「二十三夜」
...痩形の若い男だった...
林不忘 「あの顔」
...次の大柄で痩形(やせがた)な...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...その一方は痩形の連中で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...痩形(やせがた)の連中よりも肥り肉(じし)の連中の方が確かに上手に物事をやり遂げてゆく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...痩形の連中は、三年もすれば一人残らず農奴を借金の抵当(かた)に入れてしまうが、肥り肉の方は泰然と構えていながら、いつの間にか――何処か町はずれに、細君の名前で買った家がひょっこりあらわれる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...またもや痩形の相続人が現われて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...縞の寛袴(シャロワールイ)に糀いろの胴着を著こんだこの痩形の助役は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...二るいさんは眼のぱつちりした痩形の娘で...
牧野信一 「湖の夢」
...痩形(やせがた)の沖田刑事との鼎坐(ていざ)は...
森下雨村 「五階の窓」
...外国人じみた立派な痩形(やせがた)の紳士……あ...
夢野久作 「少女地獄」
...痩形(やせがた)の...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...痩形(やせがた)の綺麗な女が...
吉川英治 「新書太閤記」
...この痩形(やせがた)の美人こそ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...窺くともなく窺くと年ごろの痩形の廂髪が双肌ぬぎの化粧の手を止めて此方を見てゐる...
若山牧水 「岬の端」
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