...古来姿の好いと云ふのは揚肥(やうひ)よりも趙痩(てうそう)を指したものらしい...
芥川龍之介 「鷺と鴛鴦」
...――わたしは日毎に痩(や)せ細りながら...
芥川龍之介 「報恩記」
...中脊で痩(やせ)ぎすな...
泉鏡花 「婦系図」
...この僅か三ヶ月間に痩せの見えて來た顏の微笑がまだ浮んでゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ひどく痩(や)せているでしょう? それこそ...
太宰治 「小さいアルバム」
...小さく痩せていて胸が鎧扉(よろいど)のようにでこぼこしている...
太宰治 「美少女」
...腰のあたりがゲッソリと痩(や)せて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...けれども倅(せがれ)の痩腕(やせうで)を便(たより)に...
夏目漱石 「永日小品」
...痩(や)せこけて靜脈(じやうみやく)が浮いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの痩てゐる人が...
長谷川時雨 「三十五氏」
...骸骨のように痩せ細りました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...伯母様も何処(どこ)やら痩せが見えまする...
樋口一葉 「大つごもり」
...痩せた男との三人づれだつた...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...以前は痩(や)せて背丈(せたけ)が高いように見えたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...畠が痩せていてそれに適していなかったからでございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...背の高い痩形の老人...
山本笑月 「明治世相百話」
...千浪の淋しい姿に痩せが見えた...
吉川英治 「剣難女難」
...間違いはないような話なのですが」「幾歳(いくつ)ぐらいな浪人だい」「やがて三十近い――どこか凄味(すごみ)のある痩(や)せた男でございます」「じゃ...
吉川英治 「無宿人国記」
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