...痢病にかかった子供を病院に連れて行った...
...痢病流行の情報を手に入れた...
...痢病で死亡した人が多数出た...
...痢病の原因を調べるための研究が行われている...
...痢病患者と接したら、手洗いをしっかりと行う必要がある...
...痢病(りびょう)と云う見立てを下(くだ)した...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...甚太夫と同じ痢病のために...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...然るにその私が赤痢病になつて歸郷し...
石川三四郎 「浪」
...――赤痢病の襲来を蒙(かうむ)つた山間(やまなか)の荒村(あれむら)の...
石川啄木 「赤痢」
...――赤痢病の襲來を被つた山間(やまなか)の荒村(あれむら)の...
石川啄木 「赤痢」
...建保三年六月に痢病でおなくなりなさるまで...
太宰治 「右大臣実朝」
...五十三歳で痢病(りびょう)で死んだとあるのだから別に不思議はないようなものゝ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...「矢筈草俗に現の証拠といふこの草をとりみそ汁にて食する時は痢病(りびょう)に甚(はなはだ)妙なり又瘧病(おこり)及び疫病等(えきびょうなど)にも甚効(こう)あり云々(うんぬん)」...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...茎も葉も痢病の妙薬なりといふ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...四年にして一夜(いちや)激しき痢病に襲はれ一時(いちじ)は快(こころよ)くなりしかど春より夏秋より冬にと時候の変り目に雨多く降る頃ともなれば必ず腹痛み出(い)で鬱(ふさ)ぎがちとはなりにけり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...突然烈しき痢病(りびょう)に冒され半月あまり枕につきぬ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...六八重申しけるはわが身かつて伊香保(いかほ)に遊びし頃谷間の小流(こながれ)掬(く)み取りて山道の渇(かわ)きをいやせし故(ゆえ)か図(はか)らず痢病(りびょう)に襲はれて命も危(あやう)き目に逢(あ)ひたる事あり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...葉を乾かして痢病に用い...
南方熊楠 「十二支考」
...長屋で痢病(りびょう)がはやりだし...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...母も烈しい痢病で死んだ...
山本周五郎 「つばくろ」
...痢病(りびょう)に罹(かか)った者などを...
吉川英治 「鬼」
...八月頃より痢病にかかり...
和辻哲郎 「鎖国」
...――自分は船の中で痢病(りびょう)にかかった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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