例文・使い方一覧でみる「痒」の意味


スポンサーリンク

...余り歯(はがゆ)い気がするので...   余り歯痒い気がするのでの読み方
芥川龍之介 「開化の良人」

...(かゆ)うてたまらなんだ事があるが...   痒うてたまらなんだ事があるがの読み方
芥川龍之介 「竜」

...それは蕁麻疹(じんましん)のようなさであったが...   それは蕁麻疹のような痒さであったがの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...表皮を剥がれても痛を感じない――生育上支障を来さない――むしろそれを喜んでゐるやうに見えるといふ...   表皮を剥がれても痛痒を感じない――生育上支障を来さない――むしろそれを喜んでゐるやうに見えるといふの読み方
種田山頭火 「旅日記」

...いところをつねるような痛さから...   痒いところをつねるような痛さからの読み方
豊島与志雄 「溺るるもの」

...変にむずくって...   変にむず痒くっての読み方
豊島与志雄 「童貞」

...それからむやみとくなって...   それからむやみと痒くなっての読み方
豊島与志雄 「反抗」

...何らの痛(つうよう)を彼に与えるに足りなかった...   何らの痛痒を彼に与えるに足りなかったの読み方
夏目漱石 「明暗」

...そのむずいやうな感覺...   そのむず痒いやうな感覺の読み方
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」

...見るも歯(はがゆ)いような船足でのろのろと近づいてゆく...   見るも歯痒いような船足でのろのろと近づいてゆくの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...痛くもくもない程度だった...   痛くも痒くもない程度だったの読み方
火野葦平 「花と龍」

...時にはその大きくあいた口の横わきをさも(かゆ)いようなふりをして指でこすりながらはあはあ息だけで笑いました...   時にはその大きくあいた口の横わきをさも痒いようなふりをして指でこすりながらはあはあ息だけで笑いましたの読み方
宮沢賢治 「虔十公園林」

...その時分にはやつた流行歌をうたつて見るに限る――日清談判破裂して……この歌を低吟すると霜やけの(か)ゆかつた幼年時の冬が思ひ出される...   その時分にはやつた流行歌をうたつて見るに限る――日清談判破裂して……この歌を低吟すると霜やけの痒ゆかつた幼年時の冬が思ひ出されるの読み方
宮地嘉六 「老残」

...私は歯(はがゆ)く感ぜずにはおられぬのである...   私は歯痒く感ぜずにはおられぬのであるの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...それが自分等には歯ゆきところはあれど自然と人生の交渉に禅的ユニテイの味識を説き...   それが自分等には歯痒ゆきところはあれど自然と人生の交渉に禅的ユニテイの味識を説きの読み方
山村暮鳥 「小川芋銭」

...『予(あらかじ)め掻(か)いて(かゆ)きを待つ』じゃった...   『予め掻いて痒きを待つ』じゃったの読み方
夢野久作 「斬られたさに」

...唇(くち)の周囲(ぐるり)がムズいような気持で...   唇の周囲がムズ痒いような気持での読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...面白くもくもありゃしないよ...   面白くも痒くもありゃしないよの読み方
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

「痒」の読みかた

「痒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「痒」

「痒」の英語の意味

「なんとか痒」の一覧  


ランダム例文:
ミヨー   油壺   官海  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
大迷惑   一般人   偶発的  

スポンサーリンク

トップへ戻る