例文・使い方一覧でみる「痒」の意味


スポンサーリンク

...余り歯(はがゆ)い気がするので...   余り歯痒い気がするのでの読み方
芥川龍之介 「開化の良人」

...一撃に敵を打ち倒すことには何の痛(つうやう)も感じない代りに...   一撃に敵を打ち倒すことには何の痛痒も感じない代りにの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...恵印(えいん)はどうやら赤鼻の奥がむず(がゆ)いような心もちがして...   恵印はどうやら赤鼻の奥がむず痒いような心もちがしての読み方
芥川龍之介 「竜」

...右のごとく長州の騒動(そうどう)に対して痛(つうよう)相(あい)関(かん)せざりしに反し...   右のごとく長州の騒動に対して痛痒相関せざりしに反しの読み方
石河幹明 「瘠我慢の説」

...ところによりてはみ甚だしきあまり厖大に発熱腫脹(しゅちょう)(?)し...   ところによりては痒み甚だしきあまり厖大に発熱腫脹しの読み方
海野十三 「発明小僧」

...背筋のさは一層強く覚え出した...   背筋の痒さは一層強く覚え出したの読み方
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」

...さが最もおそろしいと主張いたしました...   痒さが最もおそろしいと主張いたしましたの読み方
太宰治 「皮膚と心」

...ぞっとして全身むずくなります...   ぞっとして全身むず痒くなりますの読み方
太宰治 「皮膚と心」

...而も閣下は此の法案の貴族院に否決せらるゝを見て痛の表感なかりしのみならず...   而も閣下は此の法案の貴族院に否決せらるゝを見て痛痒の表感なかりしのみならずの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...紺青に底光りする海のうへに朝日があかあかとのぼつてむずく汗を滲ませるころ砂丘のあひだの小路から漁師や女子供たちががやがやおりてきて地曳きをひきはじめた...   紺青に底光りする海のうへに朝日があかあかとのぼつてむず痒く汗を滲ませるころ砂丘のあひだの小路から漁師や女子供たちががやがやおりてきて地曳きをひきはじめたの読み方
中勘助 「銀の匙」

...人混みに紛れて逃げ去ろうとするのは歯(はがゆ)い...   人混みに紛れて逃げ去ろうとするのは歯痒いの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それを歯(はがゆ)さに堪えられないでいたが...   それを歯痒さに堪えられないでいたがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...武士はさをじつと怺(こら)へてゐた...   武士は痒さをじつと怺へてゐたの読み方
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」

...夕ぐれてほのくなる指のさき坂をくだれば一群の鳥は高きをすぎ行けり...   夕ぐれてほの痒くなる指のさき坂をくだれば一群の鳥は高きをすぎ行けりの読み方
萩原朔太郎 「鳥」

...少し飲んだビールで忽ち兄は皮膚にみを発してゐた...   少し飲んだビールで忽ち兄は皮膚に痒みを発してゐたの読み方
原民喜 「永遠のみどり」

...道中奉行は行列をとめ、山添椿庵という御側医者に御容態を伺わせたが、只、「い、い」とわめかれるばかりで手の施しようもない...   道中奉行は行列をとめ、山添椿庵という御側医者に御容態を伺わせたが、只、「痒い、痒い」とわめかれるばかりで手の施しようもないの読み方
久生十蘭 「玉取物語」

...目が少しむづ(がゆ)くなつた...   目が少しむづ痒くなつたの読み方
森鴎外 「魔睡」

...「もっとこたえるような事を云ってやればよかった」昌平はどこかしらむず(がゆ)いような顔をした...   「もっとこたえるような事を云ってやればよかった」昌平はどこかしらむず痒いような顔をしたの読み方
山本周五郎 「七日七夜」

「痒」の読みかた

「痒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「痒」

「痒」の英語の意味

「なんとか痒」の一覧  


ランダム例文:
たじたじ   風息   櫛を入れる  

【保存版】AI画像生成の日本語文字化けを直す方法!初心者でも使える無料ツール

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
無電柱化   戦争犯罪   必勝法  

スポンサーリンク

トップへ戻る