...予て病臥中の内海内務大臣が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...病臥(びょうが)の儘(まま)...
高浜虚子 「五百句」
...描初(かきぞめ)の壺(つぼ)に仲秋の句を題す昭和八年一月一日 鎌倉宅病臥(びょうが)...
高浜虚子 「五百句」
...彼は兄の病臥(びょうが)している山の事務所を引き揚(あ)げて...
徳田秋声 「挿話」
...午後病臥...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...病臥によし...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...あまがとまやまでもみんなわしの遺蹟じゃ」十一日の巳(み)の刻に弟子が三尺の弥陀の像を迎えて病臥の側に立て...
中里介山 「法然行伝」
...他は私が病臥(びょうが)続きのためお約束の序文を書くことができなかったからだと思います...
野呂栄太郎 「加藤正宛書簡」
...ただ何か急に出頭して諒解を求める必要でも起こった際絶えず病臥(びょうが)している私では何かと不都合が起こるでしょうし...
野呂栄太郎 「平野義太郎宛書簡」
...病臥中でありまして……」どっと...
火野葦平 「花と龍」
...永らく病臥していた柳家権太楼が...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...長く病臥(びょうが)していて何のつくろいもしていない人が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...次でわたくしは文化元年二月に小川町の阿部邸に病臥してゐる茶山の許へ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「将軍家が御病臥(ごびょうが)で...
山本周五郎 「山彦乙女」
...まったく自邸に病臥していた...
吉川英治 「三国志」
...お盆近くまで病臥してしまった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...殆ど病臥の人となる...
吉川英治 「年譜」
...病臥して二度目の夏を迎えた...
吉野秀雄 「滝しぶき」
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