...病毒感染には予防接種が有効です...
...インフルエンザは病毒性の感染症です...
...最近は新型コロナウイルスによる病毒感染が世界的に広がっています...
...病毒に対する抗体ができるまでには時間がかかります...
...人間の病毒が知らぬ間にその人の全身を犯しているように...
大隈重信 「文明史の教訓」
...また仲間同士を一緒に置くことはさらにその病毒を猛烈にする恐れがある...
大杉栄 「獄中記」
...自然に其の病毒に抵抗し得る体質の者に比して...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...書物の小口(こぐち)に目に見えない病毒を残して往(ゆ)くのがある...
薄田泣菫 「茶話」
...コレラ病毒は同じ種類のものを増殖する性質を持っているので...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...病毒が体内に入った時とそれに続く病気の始まりとの間に介在する時期は潜伏期と呼ばれる...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...病毒が入ったのは消化管からであって肺からでないことを立証している...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...午頃に帰って来た妙子は、あれから再び容態が悪化し、妹や店員達が代る代る輸血したけれども遂(つい)に効果がなかったこと、病毒は、脚の疼痛(とうつう)から解放された病人の、胸部や頭部を侵して来、病人は恐ろしい苦悶(くもん)の裡(うち)に絶命したこと、妙子はあんなに苦しんだ人の最期を見たことがなかったこと、意識は臨終の間際(まぎわ)迄はっきりしていて、枕頭に見守っている人々、親、兄弟、友人等に、一人々々別れを告げ、啓坊にも、妙子にも、それぞれ生前の恩を謝したり将来の幸福を祈ったりしたこと、蒔岡家の家族たちのことも、―――旦那さん、御寮人さん、雪子娘(とう)さん、悦子お嬢ちゃん、―――と、一々名を呼び、「お春どん」の名まで呼んで、何卒皆さんに宜(よろ)しく仰(お)っしゃって下さいと云ったこと、徹夜で附き添っていた奥畑の店員達は、勤めがあるので病院から直ぐに引き取ったが、啓坊は親兄弟と一緒に田中の家まで遺骸(いがい)に附いて行ったこと、妙子も附いて行って今帰って来たのであるが、啓坊はまだ後に残って、親兄弟たちから「若旦那々々々」と云われながら何かと世話を焼いていたこと、今夜と明日の晩と通夜をして、明後日田中の家で告別式をするのであること、等々を語ったが、こんな時にも妙子は、看護疲れと寝不足とで顔に窶(やつ)れは見せていたものの、表情動作はまことに落ち着き払ったもので、涙一滴見せるのではなかった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...知らず識らずに病毒がひろがつて居る...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...医者のはなしでは顎骨(あごぼね)を腐蝕(ふしょく)した病毒が脳を冒せば治療の道がないとのことである...
永井荷風 「ひかげの花」
...病毒の媒体としてもっとも恐るべきイースト・エンドの哀れな娼婦の一人が...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...それを一種の病毒不明の...
室生犀星 「天狗」
...その材料は予め防腐注射を施したものを相当の長い時間酒精等に漬けて置いたのを用うるから病毒腐敗毒等の危険は少いが其操作には最も長時間を費し且幾分彫刻家に似た技術を必要とするのである...
森於菟 「屍体異変」
...三人とも病毒に冒されているし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...更にそこから湧き出した病毒...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...病毒の巣窟である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...全日本を腐敗させた病毒の府である衆議院の崩壊したことは...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...病毒や犯罪のあり方も...
吉川英治 「大岡越前」
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