...スポレートで熱を病むだ夜...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...往時(むかし)の事を疝気(せんき)に病むよりは...
薄田泣菫 「茶話」
...軽暖(けいだん)に病むといふ程(ほど)にてはなし五月三十一日 昨夜新大阪ホテルに一泊...
高浜虚子 「六百句」
...あいつは自分をも俺をも救おうと願ったのだ!……』曾ては『世馴れた男』であったこの男のずきずきと病む頭は...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...おんみの熱を病む諦念は祝福されてあれ! あらゆる古日本の詞華集よ...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...その魂に病む四肢に...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...同じ頃の歌に 病む人ははかなかりけり縺れたる文字の外にはこし方もなし 木の間なる染井吉野の白ほどのはかなき命抱く春かな といふ様なのがある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...「世が病め」ば、彼等も病む...
三好十郎 「恐怖の季節」
...家に病むものがあつて看護する義ではあるまい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その始めの失敗を気に病むから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...きららしいかなしみの すだまぴらる ぴらるゆうらめく むねの 妖玉さなり さなり死も なぐさまぬらんらんと むしばむ いのり哀しみの 秋わが 哀しみの 秋に似たるはみにくき まなこ病む 四十女のべつとりと いやにながい あご昨夜みた夢...
八木重吉 「秋の瞳」
...人氣を氣に病む人氣俳優の似顏を...
吉川英治 「折々の記」
...袁紹病むといえども...
吉川英治 「三国志」
...むしろ病めば病むほど...
吉川英治 「三国志」
...だから権勢第一の師直(もろなお)が病むとでも聞えると...
吉川英治 「私本太平記」
...お気に病むことはございますまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...昭和三十一年(1956) 六十四歳三月、ヨウを病む...
吉川英治 「年譜」
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