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違星北斗 「北斗帖」
...友は病む...
大町桂月 「北條より一ノ宮へ」
...他人の疝気(せんき)を頭痛に病むの類たるがごとく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...肺を病む老人が血を吐いただろう...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...旅に病む身にとって...
永井隆 「この子を残して」
...「人のことを気に病むより...
中里介山 「大菩薩峠」
...その日その日の出来栄(できばえ)を案じながら病む身には...
夏目漱石 「思い出す事など」
...病む躯(からだ)を横(よこた)えて...
夏目漱石 「思い出す事など」
...少し位のことを氣に病む質(たち)ぢやありませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...春雨の早雲寺坂行きぬべし病むとも君がある世なりせば箱根の湯本で之もお弟子の鈴木松代さんの経営する吉池の奥の別棟に...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...夫を睥(にら)むとたちまち病むから...
南方熊楠 「十二支考」
...しかるに猴は迷惑千万にも毎(つね)に眼を病むと十年ほど前の『大毎』紙に出た...
南方熊楠 「十二支考」
...足に入れば身病む...
南方熊楠 「十二支考」
...病むイエニーの部屋へ初めて行った朝の美しい光景を...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...秋頼襄京都に病む...
森鴎外 「大塩平八郎」
...その始めの失敗を気に病むから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...足に水むしを病む者が多かったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...病むもよし病まば見るべし萩芒(はぎすすき)と呟いた一句を...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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