...惜しいかなある夏ふとしたことから病みつき...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...さアそれからは近路が病みつきになり...
田中英光 「箱根の山」
...病みつきだからこればかりはね...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...それが病みつきになったおばあさんは...
壺井栄 「二十四の瞳」
...それからが病みつきでずいぶん熱心に句作をし...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...物に病みつきでもしたもののように...
中里介山 「大菩薩峠」
...殆ど病みつきになつてゐた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...殆ど病みつきになっていた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...こんなところで凧あげなんかしているひとがありますか! 呆れかえってものが言えやしない」「すっかり病みつきになってな...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...すっかり病みつきになって...
平林初之輔 「黒岩涙香のこと」
...それから急にお病みつきになられたのだ...
堀辰雄 「菜穂子」
...一度行ったら病みつきになってしまって...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...捕鯨船が病みつきで...
牧野信一 「雪景色」
...竹垣の近くに移植したのが病みつきで...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...かゆいところを掻き出したのが病みつきになったみたいなものなのである...
山之口貘 「詩とはなにか」
...それを撮りたいのが病みつきで...
横光利一 「旅愁」
...病みつきそうじゃ」「きのうは...
吉川英治 「大岡越前」
...これも彼の病みつきになりかけていたものだった...
吉川英治 「私本太平記」
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