...もう疾くに隔ての取れた間なのに...
生田春月 「聖書」
...保守的なイギリスの勞働組合も(その大部分は疾くにインタナショナルと分離してはゐたが)...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...ヘーレーともに我は疾くやむべかりしを戰を...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...』足疾くはしるアキリュウス睨めて彼に陳じ曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...疾く走る尻尾(しりお)を攫(つか)みて根元よりスパと抜ける体なり...
夏目漱石 「幻影の盾」
...波蘭人は疾くも退散しはじめた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...疾くもイワンは敵将の頸に縄うち...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...膝をついて! 疾く申し上げるんだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...カレーニクの足どりのあまり疾くないのを見てとると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...例ならず疾く起きいでゝ窓を開けば幾重の山嶺屏風を遶(めぐ)らして草のみ生ひ茂りたれば其の色染めたらんよりも麗はし...
正岡子規 「かけはしの記」
...疾く語らずや...
正岡子規 「花枕」
...亀獅に対(むか)い汝がこの川を跳び越えるよりも疾く予はこの川を游(およ)ぎ渡って見すべしと言った...
南方熊楠 「十二支考」
...これは疾(と)く疾くの音便であったのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...疾くに研師(とぎし)から手入れができて届いておりますわいの...
吉川英治 「剣難女難」
...疾くご推察であろうが...
吉川英治 「三国志」
...疾く前から考えのあったことですか」「戦機は勘(かん)だ...
吉川英治 「三国志」
...疾く蜀へ帰り給え」すると張松は...
吉川英治 「三国志」
...いざ疾くほかへ」と...
吉川英治 「三国志」
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