...乗馬に疲るるの処...
太宰治 「右大臣実朝」
... 25わが心勞と流汗を(疲勞の故の流汗を)君今空しくなさんとや? プリアモス等(ら)の一族を絶やさんためにわが戰馬人間に似て皆疲る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...汝らアルゴスの怯れたるもの恥ぢざるや?いかなれば斯く茫然と鹿の子の如(ごと)佇立むや?廣き大野を翔け走り疲るる時に立ち停り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...78 II 736.斯く猛烈の戰鬪に衆人ひとしく倦み疲る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...810さはれ夥多の戰鬪によりて汝の四肢疲る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...絶えて疲るゝ事あらず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...強き肢體も疲るれば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...田山も歌って疲るるということを知りません...
中里介山 「大菩薩峠」
...而かも重荷肩にありて體既に疲る...
長塚節 「草津行」
...あるいは噛(か)み合いて疲るれば乃(すなわ)ち眠る...
福沢諭吉 「家庭習慣の教えを論ず」
...疲るゝ眼をいたはりながら少しづゝ読む日数積りて...
正岡子規 「病牀瑣事」
...善搏虎はを殺すに疲るる事夥しく血肉を啖いおわって巣へ帰るに長時間を費やした...
南方熊楠 「十二支考」
...手鎗を以て疲るるまで坐り込み...
南方熊楠 「十二支考」
...疲るゝときは頭に羽織を被つて仮寐(かび)した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...疲るゝを待ちて家に還り...
森鴎外 「舞姫」
...疲るるを待ちて家に還(かえ)り...
森鴎外 「舞姫」
...疲るゝを待ちて家に還り...
森鴎外 「舞姫」
...寝て聞くは蒙古の口(くち)の四平街沙(すな)をしづむるむら雨の音書く文の短きを見て遠く行き疲るとや見んふるさとの人南に赴く車上路すでに蒙古に入れどしばらくは柳にまじり樺しろく立つ山消えて沙のみ白き野のなかの我が車をば横ぎれる雁(かり)酒をもて手をも洗ひぬ内蒙古(うちもうこ)今日ゆく路に澄める水無しはて知らぬ沙の上にて路分る唯だ見てあるも寂しきものを南に宿る...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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