...ここに捨ててあった疫病(えやみ)の女を...
芥川龍之介 「偸盗」
...疫其者よりも巡査の方が忌(きら)はれる...
石川啄木 「赤痢」
...同業中不幸にし牛疫にかかった者のあった場合には何人(なんぴと)もその撲殺評価人たる依頼を拒まれぬということである...
伊藤左千夫 「去年」
...自分の子供を二人も疫痢で亡くしているこの女房は...
犬田卯 「米」
...疫病ユスティニアヌス帝の時代に大災害が世界を荒廃させた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...これによつて疫病(えきびよう)が止んで國家が平安になりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...私は自分の立場のその奇妙な免疫性を利用しにかかったのである...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...そして私が知っている全ての町はこの病気からの殆ど完全な免疫を楽しんでいて...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...疫学およびスノウの研究についての紹介は日本語ウィキペディアの「疫学」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%AB%E5%AD%A6)が簡潔で判りやすい...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...都庁の防疫官の指図だと...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...子供もやはり赤痢とか疫痢とかで...
豊島与志雄 「林檎」
...男がいることは疫病神(やくびょうがみ)がいるようなものです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
中谷宇吉郎 「雪」
...及びおそらく若干諸国の疫病は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...わたくしは小さい時に二親が時疫で亡くなりまして...
森林太郎 「高瀬舟」
...だんだん免疫(なれ)て来ますと虎鰒...
夢野久作 「近世快人伝」
...また梅雨(つゆ)すぎから疫痢(えきり)にかかって...
吉川英治 「大岡越前」
...疫病焼の火の手があがる...
吉川英治 「新書太閤記」
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