...母親は長期間にわたって疝痛と胆管閉塞で苦しんでいた...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...トロンヒンが記載した有名なアムステルダム鉛疝痛はこのような状態で起きたものであった...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...それでも疝氣に効能あるとかにて...
大町桂月 「赤城山」
...そのなかで疝気(せんき)の湯がいちばん熱く...
中里介山 「大菩薩峠」
...去るほどにその格好(かっこう)たるやあたかも疝気持(せんきもち)が初出(でぞめ)に梯子乗(はしごのり)を演ずるがごとく...
夏目漱石 「自転車日記」
...疝気寸白(すばく)の妙薬を取寄せたのがあるが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親の敵にでも巡り逢つたといふのか」「あつしの親の敵なら疝氣(せんき)の蟲で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人が騒ごうが騒ぐまいが隣家(となり)の疝気(せんき)で関繋(かけかまい)のない噺(はなし)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ペピイスの『日記(ダイヤリー)』一六六四年正月の条に兎の足を膝関節込みに切り取って佩ぶれば疝痛(せんつう)起らずと聞き...
南方熊楠 「十二支考」
...○鉛の慢性中毒は鉛毒疝痛とて臍の辺に一種の発作状の痛みを感じ...
村井弦斎 「食道楽」
...疝を治す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...疝気を愈(いやす)といへり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「七月九日疝積追々快方には御座候得共...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「風邪(ふうじや)の跡(あと)で持病の疝痛(せんつう)痔疾(ぢしつ)が起りまして...
森鴎外 「大塩平八郎」
...激烈な疝気(せんき)の苦しみをやわらげる力はないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)疝気(せんき)はしばしばお前に負けずに長生きしたがる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)疝気がいかに巧みにいかにやさしくお前に人生をいとわせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...疝痛のときには腹部を温めたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索