...聞けば母の腫物は面疔(めんちやう)だと申すのでございますから...
芥川龍之介 「雛」
...……もとより面疔も手術さへ出来れば...
芥川龍之介 「雛」
...二十二日にとめやのきぬやが面疔(めんちょう)で死んだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...疔(ちよう)の如き腫物は...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...腫物か疔でも出来てくれりゃだが……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...十九年孫左脛に疔(ちやう)を生じ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...孫が疔を生じて重態に陥つた時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...左の腕に疔(ちょう)を病(や)んで大熱を発したらしく...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...頭に疔(ちょう)という腫物(はれもの)を病んだことがある...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...疔(ちょう)という腫物(はれもの)をわずらったことがあって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...頭の脳天に――ちょうど月代(さかやき)の辺に疔(ちょう)という腫物(できもの)を患(わずら)って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...幼少の時に病んだ疔(ちょう)という腫物(できもの)のあとで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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