...彼の発言に疑点がある...
...その証拠に疑点を抱く...
...この事件の真相には多くの疑点が残っている...
...疑点を解消するためには、もっと情報を集める必要がある...
...疑点を残すような行為は避けるべきだ...
...第三の疑点として上げた...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...だが……」私が尚おも様々の疑点について訊(ただ)そうとすると...
江戸川乱歩 「黒手組」
...私のホテルを知ったかという疑点も...
谷譲次 「踊る地平線」
...(所謂現思潮の何物たるかは一疑点たれど)所謂国民性を唱ふるものの意此の点に於ても是認せらるべきに似たり...
綱島梁川 「国民性と文学」
...夫と同時に右に述べたような疑点が却って鮮かに私の眼の前に浮び出して来ることを禁じ得ない...
戸坂潤 「読書法」
...或る疑点は誰れに質問しても明答を得ない...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...七兵衛なる者に対する疑点が深くなりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...五七の桐の疑点とを物語ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...仕事の上には少しの疑点もなく...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...何らの疑点も懐かないばかりか...
牧逸馬 「双面獣」
...ニイチェの言葉に疑点を挾んで引用されているわけであるが...
宮本百合子 「異性の間の友情」
...解釈にも疑点があり...
柳田国男 「海上の道」
...念を入れ過ぎる位に念を入れて仕上げた仕事ですから誰が疑点を挿(はさ)み得ましょう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...前項の疑点と照合する時は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...如上の各項の疑点を通じて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その疑点は、やがて金吾の口から解いて話し出されました...
吉川英治 「江戸三国志」
...大内豊前守義弘がすすんでその疑点をただした...
吉川英治 「私本太平記」
...兆二郎(ちょうじろう)の疑点をいくつも探り...
吉川英治 「増長天王」
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