...昨日(きのう)お母さんがここへ見えられてのお話でした」だが疑い深い私は...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...馬鹿(ばか)正直なかわりに疑い深いたちでした...
竹久夢二 「日輪草」
...生来疑い深い夫はわざわざあれに鍵をかけたりその鍵を隠したりしなければ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...彼らは疑い深い軽蔑(けいべつ)の念を投げかけます...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...だからいくら疑い深い私でも...
夏目漱石 「こころ」
...少しも疑い深い眼を私に向けません...
夏目漱石 「こころ」
...よそ者にはとても疑い深いのです」渡りに船だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...あなたは疑い深いし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...だがこの疑い深いスペイン人は出来ることなら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...かさかさ草の中を潜っていた子供の顔は人馴れぬ獣のように疑い深い眼つきで一様に私を仰ぎ見た...
水上滝太郎 「山の手の子」
...見慣れないものに対してはすべての人は臆(おく)しやすく疑い深い...
柳宗悦 「工藝の道」
...今は疑い深い時代である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...「恐ろしい疑い深い人間やなあお前は……」又野はイヨイヨ不愉快そうに顔を撫でた...
夢野久作 「オンチ」
...そうして様子を探ってみたんだ」「疑い深いなあ……お前は……」「まだあるんだ...
夢野久作 「オンチ」
...……ナアニ……ヨタじゃないったら……恐ろしく疑い深い読者だね君は……虚構(うそ)だと思うならイツ何時(なんどき)でも本人に紹介してやるよ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...諸葛亮(しょかつりょう)は疑い深い仁(ひと)だ……」彼は...
吉川英治 「三国志」
...選(よ)り抜いた男ばかりを連れまいることでござりますれば」「あくまでそちは疑い深いな...
吉川英治 「私本太平記」
...判事はなお疑い深い眼で彼を睨んでいた...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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