例文・使い方一覧でみる「疎漏」の意味
スポンサーリンク...整理整頓が苦手で、疎漏が多い... 
...気をつけないと、疎漏なことを言ってしまう...
...彼女は疎漏な性格だから、細かいことは気にしないようにしている...
...疎漏を防ぐために、細心の注意を払わなければならない...
...疎漏があると、信頼を失うことがあるので注意が必要だ...
...係りの者の疎漏（そろう）から今日まで気附かずにいた...
江戸川乱歩 「心理試験」
...文章のあいだに疎漏があったりしてはならぬ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...野人礼にならわぬ自分が筆を執ったものでは疎漏がある...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その当時は最善を尽したのだが今日見ると製作にまだ疎漏なものがある...
高村光太郎 「自作肖像漫談」
...この明徴演説などもそういう処から来た疎漏の一つだったかも知れぬ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...そこで例の鈴木総裁の疎漏演説がたたって...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...所が是は私の疎漏でありまして...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...私の疎漏（そろう）なところを補い...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...疎漏（そろう）を加え...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...なにひとつ心得のない疎漏愚昧な艦隊司令官の指揮にしたがい...
久生十蘭 「海難記」
...小野蘭山はこの漫然たる疎漏至極な文に基づいてその馬鈴薯をジャガタライモだとよくも言えたものだ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...疎漏（そろう）は五山も同じ事なるべし...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...どこに疎漏があったか考えてみろ」――私には思い当るふしがございません...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...致命的な疎漏（そろう）がある事を考え得なかったのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...家来どもの疎漏（そろう）を悔やむと...
吉川英治 「私本太平記」
...疎漏（そろう）にも...
吉川英治 「新書太閤記」
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