例文・使い方一覧でみる「異香」の意味


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...異香(いかう)も漂うてはゐた容子(ようす)ぢや...   異香も漂うてはゐた容子ぢやの読み方
芥川龍之介 「往生絵巻」

...或は異香を焚(た)き薫(くゆ)らし...   或は異香を焚き薫らしの読み方
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」

...異香ほのぼのとして天上の梅一輪...   異香ほのぼのとして天上の梅一輪の読み方
泉鏡花 「伊勢之巻」

...それはた異香薫(くん)ずるがごとく...   それはた異香薫ずるがごとくの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...焚きこめし異香(いきやう)...   焚きこめし異香の読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...妙なる異香があたりに熏(くん)じて...   妙なる異香があたりに熏じての読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...それから俄(にわ)かに紫雲がたなびいて異香が熏(くん)じたり...   それから俄かに紫雲がたなびいて異香が熏じたりの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...あたりに異香の熏じているのが分ったとか...   あたりに異香の熏じているのが分ったとかの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...それは/\おびたゞしい異香が熏じて...   それは/\おびたゞしい異香が熏じての読み方
谷崎潤一郎 「三人法師」

...異香馥郁たり...   異香馥郁たりの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...この椋の木は異香が常に薫じ...   この椋の木は異香が常に薫じの読み方
中里介山 「法然行伝」

...聖覚も同じ病に冒されていたが師の為に進んで祈乞をこらすと善導の絵姿の前に異香が薫じ...   聖覚も同じ病に冒されていたが師の為に進んで祈乞をこらすと善導の絵姿の前に異香が薫じの読み方
中里介山 「法然行伝」

...幾度も幾度も異香が投げ込まれました...   幾度も幾度も異香が投げ込まれましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...異香薫(いこうくん)ずるような部屋の主でした...   異香薫ずるような部屋の主でしたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...異香薫(いかうくん)ずるやうな部屋の主でした...   異香薫ずるやうな部屋の主でしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...勝尾寺の証如(しょうにょ)は過ぐる所の宅必ず異香を留め...   勝尾寺の証如は過ぐる所の宅必ず異香を留めの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...奇南香また山羊にやや似た異香液不断出た...   奇南香また山羊にやや似た異香液不断出たの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...この材木には一種の異香がある...   この材木には一種の異香があるの読み方
柳田國男 「地名の研究」

「異香」の読みかた

「異香」の書き方・書き順

いろんなフォントで「異香」

「異香」の英語の意味


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迷いがない   潜行した   役用  

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