...余は異論なく喜んで同意したが...
泉鏡花 「婦系図」
...この最後のものはもう異論なく...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...此方ももとより異論なくきまつた...
平出修 「瘢痕」
...立憲政體國會開設の事に付ては異論なくして...
福沢諭吉 「帝室論」
...しかしその位置、その重職には、不足ない大将軍たる資格はあるので、衆議異論なく、叡帝(えいてい)またその志を壮なりとして、関西の軍馬二十万馬を与え、以て、孔明を粉砕すべしと、印綬(いんじゅ)をゆるした...
吉川英治 「三国志」
...近江(おうみ)の内三十万石をあて行う事――も異論なく決定した...
吉川英治 「新書太閤記」
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