...異存があるなら話しましょう...
...彼女は異存を唱えたが、多数決で決定された...
...彼は異存なしに全員に同意した...
...あなたには本件に異存はありませんか?...
...彼女の異存により、計画は再考されることになった...
...これも亦(また)僕には異存はない...
芥川龍之介 「解嘲」
...同時にまた何びとも偶像になることに異存を持っているものはない...
芥川龍之介 「河童」
...誰にも異存があろうはずがない...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...どなたも御異存はございませんな...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...あなたも御異存はないでしょうが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...異存は無いが――」「益満――名案が...
直木三十五 「南国太平記」
...わたくしに異存のありようはずはございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...後日に至って毛頭異存のないというこの書附に判を押しなさいと...
中里介山 「大菩薩峠」
...無論異存のあるはずはございません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...ずいぶん異存もあったのですが...
夏目漱石 「私の個人主義」
...親類方にも異存がなくて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それでもまだご異存がありますか...
久生十蘭 「金狼」
...御異存ないでしょう? 樹は足かけ八年の歳月の間にずっと太っているのですもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これには、誰の異存もない...
吉川英治 「私本太平記」
...もちろん異存のない手順である...
吉川英治 「私本太平記」
...当方(とうほう)に異存はない」「では一火(いっか)どの...
吉川英治 「神州天馬侠」
...当家との和盟に異存なく...
吉川英治 「新書太閤記」
...……かく両川(りょうせん)にも申し伝え、異存なくば、宗治の切腹を見とどけた後、直ちに誓紙を取りかわすであろうとの明言にござりました」間もなく、恵瓊をのこして、両川は毛利輝元の前にこれを伝えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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