...ナントの布令(Edict of Nantes)に依(より)て信仰自由を天下に令し新教徒をして政治上ほとんど旧教徒と異なる処なからしめたり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...科学が科学以外の学と異なる根本はどこにあるかと云えば...
寺田寅彦 「文学の中の科学的要素」
...相異なる二つの必然性概念である...
戸坂潤 「科学方法論」
...ほかのものと異なるものがある...
中井正一 「美学入門」
...同室の奇異なる武士が...
中里介山 「大菩薩峠」
...陋術と異なるところの仙の真道を伝えんがために...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...それ等が硯によって著しく異なることがわかったのである...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...後に異なる味をだす役者だといって...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...同じ時間も想像には異なる長さで現れる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...観念や想念に異なる感じを与えることを...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...起居常時に異なることなし...
福沢諭吉 「中元祝酒の記」
...実にも奇異なるけしきを見守るばかりであつた...
牧野信一 「夜見の巻」
...彼の用ゐた特異なる方法が「分析の方法」であつたことを云つてゐる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...寺田博士とは異なる見解を発表された...
武者金吉 「地震なまず」
...単なる友情とは少し異なる感情が先生の胸底に潜在していなかったともいわれないように思われるのである...
武者金吉 「地震なまず」
...異なる意見をもつからといって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どこが時代のそれと異なるのであるか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...一三 神隠しに奇異なる約束ありしこと神隠しからのちに戻ってきたという者の話は...
柳田国男 「山の人生」
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