...そして環境が異なり年齢が異なることによって種々であり複雑な変化をする人間の体質を考えると...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...此世の国と異なり百年や千年で終るべき者ではない...
内村鑑三 「聖書の読方」
...実体および様相にせよヒポクラテスとガレノスのあいだのように異なり...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...外の芸術と異なり...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...前の白檜がやや距離をおいての場合と異なり...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...医学の報酬は患者の地位によって異なり...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その点やくざ小説又は義賊小説とまったく異なり...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...さらに明らかに、心の構造の構成要素である、あらゆる個別の知覚は、別個の存在であり、同時でも継起でも、他のあらゆる知覚から、異なり、区別でき、分離できるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...余輩の考は少しくこれに異なり...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...さりながら愚考はいたく異なり...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...その例嵯峨へ帰る人はいづこの花に暮れし一行の雁(かり)や端山(はやま)に月を印す朝顔や手拭(てぬぐい)の端の藍をかこつ水かれ/″\蓼(たで)かあらぬか蕎麦か否か柳散り清水涸(か)れ石ところ/″\我をいとふ隣家寒夜に鍋をならす霜百里舟中(しゅうちゅう)に我月を領すその外調子のいたく異なりたる者あり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...この歌の意は歳の初と春の初とは異なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...だが蝙蝠の翅膜に毛がないと異なり...
南方熊楠 「十二支考」
...女の門地の高下に従うて相場異なり...
南方熊楠 「十二支考」
...これは闘う時声常に異なり劇しい故コキをコキャと変じたらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...此星の栄は彼の星の栄に異なり...
山路愛山 「明治文学史」
...陽貨の諸篇はこれと異なり...
和辻哲郎 「孔子」
...貞勝はそれ以前にもすでに朝山日乗と共に内裏の造営に従い、京都の行政を見ていたのであるが、日乗とは異なり、宗教的な偏向を全然持たず、信長のキリシタンに対する態度をそのまま施政の上に反映し得る人であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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