例文・使い方一覧でみる「異」の意味


スポンサーリンク

...父にもその言葉には別に議はないらしく見えた...   父にもその言葉には別に異議はないらしく見えたの読み方
有島武郎 「親子」

...人(ひと)の心理状態(しんりじやうたい)は個々(こゝ)に(こと)なる...   人の心理状態は個々に異なるの読み方
伊東忠太 「建築の本義」

...当時に於て一大驚で有つたのだ...   当時に於て一大驚異で有つたのだの読み方
江見水蔭 「硯友社と文士劇」

...此説話はもとより、一個の怪物退治説話なるも前に述べたる他の例語に比して、大にる所あり...   此説話はもとより、一個の怪物退治説話なるも前に述べたる他の例語に比して、大に異る所ありの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...国人の自分にはどうしても想像が出来なかった...   異国人の自分にはどうしても想像が出来なかったの読み方
寺田寅彦 「異郷」

...彼らの革命を利用しに来る人種の偉人が...   彼らの革命を利用しに来る異人種の偉人がの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...それは音楽の大合唱の集団性とはってすでに何らか生産性に関連した集団感である...   それは音楽の大合唱の集団性とは異ってすでに何らか生産性に関連した集団感であるの読み方
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」

...そうして今日の午後、自分の部屋で、コックさんから貰った一瓶のビールを味わいながら、忠作は、この酒は人が上下となく好んで飲む酒だが、なんだか苦くって、大味で、日本人には向きそうもない、自分は利酒(ききざけ)ではないが、どうも将来とても日本人が、こんな苦くて大味な酒を、好んで飲むようになれるかなれないか考えものだと思い、それと同様に、人がまた日本酒の醇なやつを、チビリチビリと飲むというような味が分って来そうにもない、どうも、日本の酒と、人の酒とは、趣味のドダイが違うから、将来、あっちの酒をこっちへ持って来て売るようにはなれまいし、こっちの酒を向うへ盛んに売り出すようにはなれまい、そうすると、人を目当ての酒の交易は、まあ当分、見込みはない、なんにしても今時、向うから持って来て、こっちへ売れるのは鉄砲だ、酒と違って、向うの鉄砲だってこっちの人間を殺せる、しかも殺し方が遥かに優れている、鉄砲を持って来て売り込むことは的を外れないが、それだって、日本の鉄砲は向うへ向けて売り物にならないから片交易だ...   そうして今日の午後、自分の部屋で、コックさんから貰った一瓶のビールを味わいながら、忠作は、この酒は異人が上下となく好んで飲む酒だが、なんだか苦くって、大味で、日本人には向きそうもない、自分は利酒ではないが、どうも将来とても日本人が、こんな苦くて大味な酒を、好んで飲むようになれるかなれないか考えものだと思い、それと同様に、異人がまた日本酒の醇なやつを、チビリチビリと飲むというような味が分って来そうにもない、どうも、日本の酒と、異人の酒とは、趣味のドダイが違うから、将来、あっちの酒をこっちへ持って来て売るようにはなれまいし、こっちの酒を向うへ盛んに売り出すようにはなれまい、そうすると、異人を目当ての酒の交易は、まあ当分、見込みはない、なんにしても今時、向うから持って来て、こっちへ売れるのは鉄砲だ、酒と違って、向うの鉄砲だってこっちの人間を殺せる、しかも殺し方が遥かに優れている、鉄砲を持って来て売り込むことは的を外れないが、それだって、日本の鉄砲は向うへ向けて売り物にならないから片交易だの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...境で涙にひたつてゐるのを思ふと苦しい...   異境で涙にひたつてゐるのを思ふと苦しいの読み方
長谷川時雨 「あるとき」

...二人の様な風態も...   二人の異様な風態もの読み方
葉山嘉樹 「海に生くる人々」

...袖口から薄紅梅色の下着の端がのぞきだしているのが様である...   袖口から薄紅梅色の下着の端がのぞきだしているのが異様であるの読み方
久生十蘭 「鈴木主水」

...毫(ごう)も盗賊にならず...   毫も盗賊に異ならずの読み方
福沢諭吉 「教育の目的」

...雪解けあとの様な赭肌(あかはだ)をした浅間山を近か近かと背にした...   雪解けあとの異様な赭肌をした浅間山を近か近かと背にしたの読み方
堀辰雄 「菜穂子」

...もっと様な驚きと嘆きとで見入った...   もっと異様な驚きと嘆きとで見入ったの読み方
松永延造 「職工と微笑」

...った質としてはじめからあらわれる次の正統な文学世代は...   異った質としてはじめからあらわれる次の正統な文学世代はの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...浮舟の姫君は昔について尼君とはなった悲しみを多く覚え...   浮舟の姫君は昔について尼君とは異なった悲しみを多く覚えの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...口同音に、「ありません」諸大将、すべて起立して、賛意を表した...   異口同音に、「ありません」諸大将、すべて起立して、賛意を表したの読み方
吉川英治 「三国志」

...ただ風土のなるためというのみで...   ただ風土の異なるためというのみでの読み方
吉川英治 「三国志」

「異」の読みかた

「異」の書き方・書き順

いろんなフォントで「異」

「異」の英語の意味

「異なんとか」といえば?   「なんとか異」の一覧  


ランダム例文:
作品理解   気温上昇   手向け  

簡単&無料!手書きフォント変換ツールの使い方ガイド

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
経済同友会   未知数   線状降水帯  

スポンサーリンク

トップへ戻る