...アンデルゼン等の Maerchen(奇異談)また我邦には桃太郎かちかち山を初めとし...
巌谷小波 「こがね丸」
...裏通は島の人たちで異様な賑いを呈していた...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...これは一部の人に大変奇異(きい)な思いをいだかせた...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...獸類(じうるい)の遺骨(いこつ)四肢(しし)所(ところ)を異(こと)にし二枚貝は百中の九十九迄離(はな)れたり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...アリストテレスが範疇の表を文法から引き出したとは異って...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...それぞれ水蒸気の量が色々異った気層があったことを示しているのである...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...異邦人ヘンデルにとってどんなに恐るべきものであったかは誰にでも想像されよう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...或る異端的なる美のユートピアを求めていたから...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それに照らして判斷してゆく司法官の任務とは全く異つて...
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」
...この學校に清新な異國情趣があるらしく空想したりして...
正宗白鳥 「學校の今昔」
...同じ事情はアリストテレスが学問をもって原因についての知識であると定義した場合にも何ら異なるところがないであろう...
三木清 「科学批判の課題」
...異類異様に振る舞うから...
南方熊楠 「十二支考」
...系統は異なるが杵(きね)を用いぬという特徴のために...
柳田国男 「木綿以前の事」
...はては結婚さえしてしまったかのように見えるカソリックという精神の原動力をなす異国の神の――千鶴子や細川ガラシヤの信じたエホバとその子キリストの精神に関しても...
横光利一 「旅愁」
...ぱったり異状も見ず...
吉川英治 「私本太平記」
...そして十名の附加された人間の労働は同一のまたは異る土地において...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...極めて異る救治策が用いられなければならない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...『万葉』の歌人と異なった感情を歌おうとする...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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