...食べ物を消化するために番茶を飲みます...
...番茶をたてるときに水を沸騰させすぎないように注意が必要です...
...番茶を飲み過ぎると、利尿作用によってトイレに行きたくなることがあります...
...番茶にはカフェインが含まれていますが、コーヒーほど強くはありません...
...番茶は健康に良いとされ、抗酸化作用があるため美容にも効果があります...
...もう一度番茶を飲もうとした...
芥川龍之介 「たね子の憂鬱」
...番茶も出花という十八に達したから...
石川欣一 「可愛い山」
...残りすくない番茶を...
海野十三 「宇宙戦隊」
...番茶を飲む事を知つてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...番茶の土瓶(どびん)とお茶碗(ちゃわん)を持って来た...
太宰治 「パンドラの匣」
...御家族の方たちは、みんな母屋のほうにいらっしゃって、私たちのために時たま、番茶や、かぼちゃの煮たのなどを持ち運んで来られる他は、めったに顔をお出しなさらぬ...
太宰治 「不審庵」
...胡瓜がしつかりつかんでゐる番茶濃きにもおばあさんのおもかげ・柿の花のぽとりとひとりで・てふてふうらからおもてへひらひら街が灯つた青葉を通して遠く近く入浴して心気颯爽...
種田山頭火 「行乞記」
...やがて小女が番茶を入れて持って来た...
永井荷風 「ひかげの花」
...「番茶を一つ御上(おあが)り...
夏目漱石 「草枕」
...番茶をガブガブ飲んでいたそうです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――出がらしの番茶も呑みやうがある」「あんな野郎だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なにも咽喉を通りませんから」「番茶の冷したのが冷蔵庫に入っています」「じゃ...
久生十蘭 「だいこん」
...」お仲さんの酌んで出した番茶に喉を霑(うるほ)して三人づれで出かけた...
平出修 「二黒の巳」
...厭に赤ちゃけた出がらしの番茶を一杯注(つ)いで呉れたぎりで...
二葉亭四迷 「平凡」
...中から酒色の番茶(ばんちゃ)がひとり静(しずか)に流れていた...
横光利一 「蠅」
...貢さんは火鉢の火種(ひだね)を昆炉(しちりん)に移し消炭(けしずみ)を熾(おこ)して番茶(ばんちや)の土瓶(どびん)を沸(わか)し...
與謝野寛 「蓬生」
...味噌せんべいを一枚とって番茶を注(つ)ぎながら食べはじめた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...卓上の番茶どびんから私の茶碗へ波々と一杯注いでくれた...
吉川英治 「落日の荘厳に似る」
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