...一番立派な部屋の炉を示す...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...二番立て投げにした...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...一番立派な葬式(ともらひ)の花環の代を上げてもいい...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「わるい花」
...丁度その中でも一番立派なコンクリート造りの西洋館の裏手を通りかかった時です...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...恐らく日本の桟橋のうちで一番立派なものでしょう」と事務長が話した...
高浜虚子 「別府温泉」
...その時代の人はその時代の文明を一番立派なものとして賛美していたろう...
高浜虚子 「丸の内」
...私が一番立場に困つたのは...
徳田秋聲 「彷徨へる」
...一番立派なこの自分の黒馬を...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...一番立場の悪いものになってしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何(ど)うした造化の間違(まちがい)かこの一番立派な顔へ...
野村胡堂 「百唇の譜」
...一番立派なのを取って来たんだから...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...一番立派な大将の面を二枚程持つて玄坊へ遣りに行つた...
牧野信一 「蚊」
...「私達の一番美くしい心ばかりを集めて私達の一番立派な血ばかりを集めてお前は日ましに美くしくなって行くんだネエ」こんな事も云った...
宮本百合子 「お女郎蜘蛛」
...御手当も在番立帰之振と同じからず...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その日の合戦で一番立派な働きをした名誉をいったい誰に与えるべきかをきめる段になると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...形が一番立派でかつ古格があるのは胆沢(いさわ)郡衣川(ころもがわ)村増沢(ますざわ)のものであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...之(これ)でも庭中(ぢゆう)での一番立派な花を切つた積(つもり)ですが斯(こ)んなに見所(みどころ)がありません」と云つて晶子の手に取らせ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...一番立派な男のやうに思はれた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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