...彼女は表彰台の一番上に立ち、金メダルを獲得した...
...あの家の財産は全体の中でも一番上位の分位層に属する...
...素人芝居の中では彼が一番上手だった...
...籤筒を回して、一番上に出てきたおみくじを取ります...
...一番上手に作られた木目込人形を見たことがあるかい?...
...――白衣のが一番上に...
泉鏡花 「悪獣篇」
...しかし一番上へ行けば...
海野十三 「海底都市」
...青江の服の燃えている一番上のところにかけました...
海野十三 「怪塔王」
...一番上にある洗濯ものを兩手でごしごし揉む...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...手紙類の一番上にのって居りましたから...
江戸川乱歩 「鬼」
...この上品さを徹底させると結局何も描かないのが一番上品だという事も云われる...
寺田寅彦 「二科会その他」
...世界中で一番上手だといふ泥坊を知つてるよ...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...世界で一番上手です...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...シャートレー座の一番上階の下等席を占めて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...アンは六人の子供(女三人と男三人)の一番上だった...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...一番上の屋根の下のヤスガタに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...衣裳箪笥の一番上の抽斗(ひきだし)を開けて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...原稿の一番上の一枚を手に取るなり...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...博愛な自然の配(くば)る賜(たまもの)の一番上等なものですのに...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...元来あの蔵元屋は昔からこの万延寺でも一番上等の檀家で御座いましつろうがなあ和尚さん」「ヘエヘエ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その中で一番上級の年嵩(としかさ)なのを「お母さん」と呼ばせて...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...この事務机(デスク)の右の一番上の曳出(ひきだし)に一梃のピストルが這入っていた...
夢野久作 「二重心臓」
...大番上洛を望んでいたので...
吉川英治 「私本太平記」
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