...彼女は表彰台の一番上に立ち、金メダルを獲得した...
...あの家の財産は全体の中でも一番上位の分位層に属する...
...素人芝居の中では彼が一番上手だった...
...籤筒を回して、一番上に出てきたおみくじを取ります...
...一番上手に作られた木目込人形を見たことがあるかい?...
...大尉は一番上の受信紙の...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...手紙類の一番上にのって居りましたから...
江戸川乱歩 「鬼」
...一通の大きな封筒が一番上にあって...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...この上品さを徹底させると結局何も描かないのが一番上品だという事も云われる...
寺田寅彦 「二科会その他」
...一番上等の部屋が一つだけしかなかったんですの...
徳田秋声 「縮図」
...」蓮見はこの子供の一番上の兄が...
徳田秋声 「チビの魂」
...世界中で一番上手だといふ泥坊を知つてるよ...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...料理番上田のことをきく...
永井荷風 「羊羹」
...一番上出来の茶盆を一枚くれた...
中谷宇吉郎 「由布院行」
...短い指のほとんど一番上の関節にまで達していた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...一番上にゐる首領が声高らかに音頭を取ると一勢に他の者が非常に余韻の長い掛声で歌ふのである...
牧野信一 「毒気」
...九人の兄弟で一番上の兄の...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...硅藻の事を俗にアカと申しますが一番上等なのは極くの清流に大きなカブラ岩が沢山あってその岩が極く緻密な質で滑(なめら)かだと青アカといって極く細かい柔(やわらか)い硅藻が附きます...
村井弦斎 「食道楽」
...してみると光沢のない白い玉子で重いのが一番上等なのですけれどもモー一層上等なのは受精しない玉子です...
村井弦斎 「食道楽」
...テーブルの一番上の席に執政席とよばれる席があった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この辺で一番上等だという小さなうなぎ屋に這入って...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...一番上のブリッジへ登り...
横光利一 「欧洲紀行」
...一番上の姉のお里は...
吉川英治 「無宿人国記」
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