...公園を外(はづ)れようとするところにある交番の前へ來ると...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...牢番に次第を物語った...
関根黙庵 「枯尾花」
...果して夕方には一番風呂にはいるだけの勇気が出て来た...
種田山頭火 「行乞記」
...最後の隧道を抜けていよ/\上高地の関門をくゞつたとき一番に自分の眼に映じた美しい見ものは...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...一番ほしいんです...
豊島与志雄 「丘の上」
...そして目についた第一番目の問いを尋ねました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一番幸福な時代なのである...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...「――」番頭の茂兵衞は口を緘(つぐ)みます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人は番頭佐吉に家事一切を任せ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一番に案じられるものです...
羽仁もと子 「女中訓」
...番人を一人つけておいて...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...今晩の九時半にゴードン・ガーデン十七番地へいらして下さい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...五番の右は例の粗筆で...
正岡子規 「病牀六尺」
...その時一番に蜥蜴...
南方熊楠 「十二支考」
...これは一番長いものであった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第四巻)」
...煙をひどくいやがる(わたしが家に帰って来て一番先におこなった改良は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...荷揚げの順番を待ちあぐんでいる...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...それではこの中で一番に古風なのは自分であろうかと思ったりした...
横光利一 「比叡」
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