...この絶対を愛する精神こそは禅門の徒をして古典仏教派の精巧な彩色画よりも墨絵の略画を選ばしめるに至ったのである...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...私が粗末な略画を描(か)いたんぢや師匠に済まんし...
薄田泣菫 「茶話」
...老人の小さな頭には胡麻塩(ごましお)になった略画の烏(からす)そのままの髷(まげ)が乗っかっていた...
田中貢太郎 「春心」
...老人は略画の烏の髷(まげ)を見せて稲荷の前を掃いていた...
田中貢太郎 「春心」
...鉛筆にしても短時間の略画なら...
津田左右吉 「偶言」
...広重の略画に至つては看(み)る者をしていかにもその場限りの即興に発したるものらしき思ひあらしむ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...政美の初(はじめ)て『斎人物略画式(けいさいじんぶつりゃくがしき)』を出(いだ)せしは寛政(かんせい)七年にして『北斎漫画』初篇梓行(しこう)に先(さきん)ずること正に二十年なり(寛政七年北斎は菱川宗理(ひしかわそうり)と称し多く摺物を描けり)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...されば『北斎漫画』の由(よ)つて来れる処は斎の『略画式』にありしや知るべからず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その著『略画早指南(りゃくがはやおしえ)』の序にも言へるが如く...
永井荷風 「江戸芸術論」
...略画中の略画なり...
正岡子規 「病牀六尺」
...(五月三十一日)二十○広重の『草筆画譜』といふものを見るに斎(けいさい)の斎略画式の斬新(ざんしん)なのには及ばないが...
正岡子規 「病牀六尺」
...『文鳳麁画』といふのは極めて略画であるが...
正岡子規 「病牀六尺」
...近頃鍬形斎(くわがたけいさい)の略画を見るにその幾何学的の直線を利用した者がいくらもある...
正岡子規 「病牀六尺」
...柳に翡翠(かわせみ)といふ配合も略画などには陳腐になるほど画き古されて居る...
正岡子規 「病牀六尺」
...その略画といふのは複雑した画を簡単に画いて見せるのを本領と思ふて居る人が多い...
正岡子規 「病牀六尺」
...極めて簡単なるものの簡単なる趣味を発揮するのも固より略画の長所である...
正岡子規 「病牀六尺」
...『公長略画』といふ本を見ると...
正岡子規 「病牀六尺」
...民画は常に一つの略画である...
柳宗悦 「民藝四十年」
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