...四〇 奈良縣畝傍山の東南の地...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...畝傍(うねび)の橿原(かしはら)の宮において天下をお治めになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...畝傍(うねび)山の樹の葉が騷いでいる...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...畝傍山は晝は雲が動き...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...御陵は畝傍山のミホトにあります...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...御陵は畝傍山のマナゴ谷の上にあります...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...畝傍御陵・松老いて鴉啼くなり橿原神宮・この松の千代に八千代の芽吹いてみどり・みたらし噴く水のしづかなる声・旅もをはりの尿の赤く枯れきつてあたゝかな風ふくあすは雨らしい風が麦の穂の列ぽろり歯がぬけてくれて大阪の月あかりぬけた歯はそこら朝風に抜け捨てゝ一人もよろしい大和国原そこはかとなく若い人々のその中に私もまじり春の旅白船君からのたよりでは...
種田山頭火 「旅日記」
...畝傍山の陵さへも...
内藤湖南 「寧樂」
...畝傍の山陵でさへ以前は百姓が草を刈つたり牛を繋いたりしてそこらは牛の糞だらけであつた抔といふことを思ひ浮べながら木立へはひる...
長塚節 「松蟲草」
...大和(やまと)の畝傍山(うねびやま)の麓(ふもと)にあることは皆(みな)さんも知(し)つてをられるとほりであります...
濱田青陵 「博物館」
...そのときはまず畝傍山の松林の中を歩きまわり...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...たまだすき畝傍(うねび)の山に鳴く鳥の声も聞えず...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...そしてその路からは畝傍山がまぢかに見え...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...畝傍山(うねびやま)のために喧嘩(けんか)をした話が...
柳田國男 「日本の伝説」
...薄い霞(かすみ)のなかに畝傍山(うねびやま)・香久山(かぐやま)も浮いて見える...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...もう畝傍(うねび)で下りる勇気はなくなった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...せめて畝傍神社だけでもといってY氏はしきりにすすめたが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...右に畝傍山・香久山...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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