...水平の畝をいくつか重ね...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その峰つづきを畝々(うねうね)と...
泉鏡花 「縁結び」
...畝火山 晝は雲とゐ一...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...御陵は畝傍山のマナゴ谷の上にあります...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...豆畠そうこうしているうちにわたしの豆畠は――その畝(うね)はつなぎ合わすとすでに七マイルも植わっている――草取りされるのを今か今かと待っていた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...今日も畠いぢり、二畝耕やした、石ころ、草の根を除くのはかなり骨が折れるけれど愉快だ、ひともじを植ゑつけた...
種田山頭火 「其中日記」
...百姓は田畝でいそがしく...
種田山頭火 「其中日記」
...向ふは田畝(たんぼ)になつて了(しま)ふので...
田山花袋 「父の墓」
...残りの一畝を片づけるつもりで...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...畝と畝との間に水を流すのである...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...そうすると積雪の表面に高い畝が一本出來ることになる...
中谷宇吉郎 「雪を消す話」
...畝傍山(うねびやま)のふもとまで来たら...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...そしてこの藪は約一畝歩の面積を占め...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...大鯨(おほくぢら)のやうに浪(なみ)の畝(うね)を立てて...
宮原晃一郎 「怪艦ウルフ号」
...はるかに大田南畝などに詩をつくらしむ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...園數畝(えんすうほ)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...昔山姥が麦を作っていた畝(うね)の跡だといいました...
柳田國男 「日本の伝説」
...畑は舞台の橋がかり裏の茶の畝と梅と柿とハタン杏(きょう)の間に挟まった数十坪であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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