...南岳は蜀山人大田南畝の孫で...
心猿 「露伴忌」
...そこへその当時の大立物伊藤春畝(しゆんぽ)公が金子堅太郎...
薄田泣菫 「茶話」
...畝火山を教へ終つた彼はまだ何物をか探して居る...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...俄にプリプリしたように鋤を畝(せ)の中に突込んだ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...之に就ては公羊傳の隱公五年初獻六羽の條及び左傳の宣公十五年初税畝の條を參攷すべし...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...隅田川と中川との間にひろがっていた水田(すいでん)隴畝(ろうほ)が...
永井荷風 「寺じまの記」
...第1図 畝式融雪促進法(高橋喜平)こういう畝を畑一面に並行に沢山作って試験してみた結果は...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...けっきょく畝の効果も少しはあるが...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...この畝を東西に通しておくと、畝の南側には、太陽の光線がだいたい直角に當るわけである...
中谷宇吉郎 「雪を消す話」
...幹をすかして空の見える反対の方角を見ると――西か東か無論わからぬ――爰(ここ)ばかりは木が重なり合(おう)て一畝(ひとせ)程は際立(きわだ)つ薄暗さを地に印する中に池がある...
夏目漱石 「幻影の盾」
...二人はそんなことを話しながら田畝道を歩いて行つた...
牧野信一 「娘とドリアン」
...三畝の園すら芸(くさき)る能わざるに...
南方熊楠 「十二支考」
...多くは八畝(せ)一反(たん)の狭い地の産である...
柳田國男 「地名の研究」
...畝傍山(うねびやま)のために喧嘩(けんか)をした話が...
柳田國男 「日本の伝説」
...雪の上に畝を立てて...
柳田国男 「雪国の春」
...唯(た)だ見るのは地上一尺の大雪……それが畝畝(うね/\)の直線をすつかり隠して...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...畝(うね)のへりで...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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若山牧水 「樹木とその葉」
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