...「留守居役を頼んだので、明日出張に行っても大丈夫だよ...
...「うちは留守居役が私だから、夜遅くなっても安心して...
...「旅行中は、留守居役にお願いして郵便物などの管理をお願いしよう...
...「留守居役を務めるのは大変ですが、信頼できる人がいると安心します...
...「田中さんが留守居役をしてくれるって聞いて、本当に助かったわ...
...わたくしどもを始め奥のものは「世上に隠れない」と申す代りに「お留守居役さへ知つておりやる」と申すことに相成り居り候...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...第一にはお留守居役の無分別よりことを破り...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...しかし今度は片時(かたとき)でも留守居役の苦しみを逃れたさに...
芥川龍之介 「一塊の土」
...あづちのおしろにはお留守居役の蒲生(がもう)右兵衛大夫どのが手うすのにんずで御台(みだい)やお女中さまがたをしゅごしておいでなされました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...留守居役は勇んで立帰り...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...しかし三田の中屋敷は元の如く下されたのでそこに留守居役や公儀人公用人なども住んでいた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その方か?」調所に代った新任の大阪の留守居役...
直木三十五 「南国太平記」
...「この由、御留守居役に、申し上げる」「うむ、処置は、いかようなりとも、受ける...
直木三十五 「南国太平記」
...こんな時には留守居役の老女中...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは留守居役山澄淡路守殿の書面...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...当事諸藩の留守居役でも勤めて居れば...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...明廿八日四時留守居役方え御出可被成候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十二月十五日には二人目(ににんめ)の妻同藩留守居役百石比良野文蔵(ひらのぶんぞう)の女(むすめ)威能(いの)が二十四歳で来(きた)り嫁した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...津軽家の留守居役所に出勤して事務を処理する...
森鴎外 「渋江抽斎」
...お留守居役中での渋い喉(のど)だそうで...
吉川英治 「脚」
...姫路侯の留守居役...
吉川英治 「脚」
...多年お留守居役をしているが...
吉川英治 「三国志」
...何藩かの留守居役か重役らしく...
吉川英治 「松のや露八」
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