...女王のお目に留まるように仕向けられた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...去るものは去り留まるものは留まりて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...踏み留まることができず...
中里介山 「大菩薩峠」
...得(え)たり賢(かしこ)しと普通の娑婆(しゃば)に留まる了簡なんだろうと思われる...
夏目漱石 「坑夫」
...もう留まるだろうと見ていると...
夏目漱石 「坑夫」
...なほ殘り留まるであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...第六章 無時間性二七吾々はなほ文化的生の領域に留まる...
波多野精一 「時と永遠」
...これは率直に單純に空虚に留まるべきものがただ一時遁がれの手數をかけるといふだけに過ぎぬであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...文化的活動も單なる自己實現に留まるを止めて神の言葉の實現となるであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...直接的なる交はりと共同とに入り乃至留まる場合の「見る」である...
波多野精一 「時と永遠」
...勝利は若者らしい道徳の上に留まるべきであったが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...近隣に留まるのは安全でも賢明でもないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...留まること数日の後...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そしてすべての貨物が以前と正確に同一の価値に留まるならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...船長の大使は翌年までこの地に留まることになった...
和辻哲郎 「鎖国」
...京都に留まるか去るかを決定するために四カ月の猶予を請い...
和辻哲郎 「鎖国」
...この新しい港に留まるつもりではなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
...また謀叛人たちもポルトガル船に留まることを求めた...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??