...しっかりと留まる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...蜻蛉(とんぼ)も留まるまい...
泉鏡花 「婦系図」
...非常に古い時代に病人は彼らの病気の治療のために神殿に留まることを許され...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...私に向い合っている少年の姿に眼が留まると...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...ジャン・ヴァルジャンは長く留まることができた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...遂に久しく留まる可きに非ず...
長塚節 「草津行」
...風は留まる事を知らぬ故...
夏目漱石 「虞美人草」
...二人の足は申し合せたごとくぴたりと留まる...
夏目漱石 「虞美人草」
...代助が軒燈の下へ来て立ち留まるたびに...
夏目漱石 「それから」
...來るものを迎へる態度は依然留まる故...
波多野精一 「時と永遠」
...自分が彼女についてゆくべきか留まるべきか決められないままに...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...シカシ人足(ひとあし)の留まるは衣裳附(いしょうづけ)よりは寧(むし)ろその態度で...
二葉亭四迷 「浮雲」
...それでこちらのお方は……」「ここに留まるということです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...いまや留まる必要がなくなった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...消え留まるほどやは経(ふ)べきたまさかに蓮(はちす)の露のかかるばかりをと言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...世には何一つとして留まるものがなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...肚のあたりでしっとりと留まるのだった...
横光利一 「旅愁」
...津幡に留まることは...
吉川英治 「新書太閤記」
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