...我前に立ち留まり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...弟の九十九完道は依然山王堂村に留まり...
石川三四郎 「浪」
...吾が祖(みおや)の國に行かむ」といひて、すなはち竊(しの)びて小(を)船に乘りて、逃れ渡り來て、難波に留まりぬ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その山口に留まりて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...彼は家に20分だけ留まり...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...而して宮中に三カ月も留まりその間に仏教の様式を伝えたのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...例の大きな額面に眼が留まりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...際(きわ)どいところで思い留まりました」「なんだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...八五郎に引止められて踏み留まりましたよ」「有難うございます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...菊次郎の許婚のお夏も、自分から身を退かうとしましたが、養ひ親の主人徳兵衞に望まれて、伊豆屋に留まり、その後を立てることになりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お客様の目に留まりましたか...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...私は最後まで家に留まりました」「それで叔父様は私あてに手紙か...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...その地に永く留まり得ないで研究を中止した...
南方熊楠 「十二支考」
...按ずるに柏軒と妾(せふ)春とは中橋に留まり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人の久しく留まり観ることを許さない...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...ダルメイダは島原に数日留まり...
和辻哲郎 「鎖国」
...コスタは乗って来たサンタ・クルスに留まり...
和辻哲郎 「鎖国」
...一五六九年から一五七〇年の復活祭の後まで大村に留まり...
和辻哲郎 「鎖国」
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