...「今日は此處に留まりて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ひとり留まりて討死せり...
大町桂月 「國府臺」
...彼は家に20分だけ留まり...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...天女が暫く人間界に留まりしことは...
高木敏雄 「比較神話学」
...数年間留まりしと云う点に於て...
高木敏雄 「比較神話学」
...今日は何れの汀に留まりて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...私共のこの胸に留まりまするならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...時間的存在がそれ自らで留まりながら...
波多野精一 「時と永遠」
...子爵夫人はパリに留まり...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...争(いか)でか長くかかる家庭に留まり得べき...
福田英子 「妾の半生涯」
...そのまゝ家に留まり...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...おそらく最善策はここに留まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...時々立ち留まりもするを訝(いぶか)り熟視すると何の事だ...
南方熊楠 「十二支考」
...殺された者の魂が留まり著いて大きに鳴るように挙行されたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...初の書は猶伊沢氏宗家の筐中に留まり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わが目がねはしばしこれに留まりぬ...
森鴎外 「文づかひ」
...そういう状況のなかにビレラは敢て留まり...
和辻哲郎 「鎖国」
...彼は長い間宣教師の許に留まり...
和辻哲郎 「鎖国」
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