...「ここで申し述べることは畏れ多い次第でありますが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...「日を背中にしておいでになることは畏れ多いことでございます...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...御殿では畏れ多いから俯向いて御飯を戴くのだと...
中谷宇吉郎 「御殿の生活」
...それにラスチニャックというお方が仮住まいにしておられる畏れ多い館だ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...六波羅の貴き君らを知らぬとは畏れ多いぞ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...畏れ多い話であるが...
柳田国男 「故郷七十年」
...この世界的變革期に臨んでいふも畏れ多い程である...
吉川英治 「折々の記」
...君前甚だ畏れ多いが...
吉川英治 「黒田如水」
...蕭何の如く勤めてくれよ」「畏れ多い御意を」「否とか」「滅相(めっそう)もない...
吉川英治 「三国志」
...「畏れ多いことをした」穴は小さいが...
吉川英治 「三国志」
...「どうも畏れ多いことで」と...
吉川英治 「三国志」
...あまりに畏れ多いと...
吉川英治 「三国志」
...いや畏れ多い次第です...
吉川英治 「三国志」
...……勿体ない」「寔(まこと)に、畏れ多いことだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...身の縮むほど畏れ多い』呟(つぶや)いている足もとへ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...また親王の雑色(ぞうしき)で名だかい蝉丸(せみまる)」「当代では」「畏れ多いおうわさでございますが...
吉川英治 「親鸞」
...「また、自分のことに回(かえ)るが、わしが御房の年ごろには、畏れ多いが、仏陀(ぶっだ)の御唇(みくち)も女に似て見え、経文(きょうもん)の宋(そう)文字も恋文に見えた...
吉川英治 「親鸞」
...こうした畏れ多いことのあってよいものか...
吉川英治 「日本名婦伝」
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