...「画題が難しい」と言われることがあります...
...私は「美しい自然」を画題にして絵を描きます...
...この作品の画題は「季節の移り変わり」です...
...画家は適切な画題を選ぶことが重要です...
...次回の展覧会の画題は「都市の風景」に決まりました...
...もちろん画題のことなどは殆ど私まかせのものですが...
上村松園 「虹と感興」
...このゆえに人物よりも山水花鳥を画題として好んで用いるようになった...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...それは画題(モチイフ)だ...
太宰治 「人間失格」
...――これは日々見る活画題だ...
種田山頭火 「其中日記」
...北斎によりてその画題を暗示せられたる事僅少(きんしょう)ならず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...それらの光景は私の眼には直(ただち)に北斎(ほくさい)の画題を思起(おもいおこ)させる...
永井荷風 「日和下駄」
...画題は有り余る! 彼はかく感ずる瞬間の自分というものを...
中里介山 「大菩薩峠」
...うつくしい画題を見出し得たとのみ思った...
夏目漱石 「草枕」
...すべてが好画題(こうがだい)である...
夏目漱石 「草枕」
...それを訳して画題に示すのではないと思う...
藤島武二 「画室の言葉」
...画題の意を掬み、作者の気持と自分の気持を一つにして、始めて正しい読画ができるのである...
藤島武二 「画室の言葉」
...この抒情的な画題に対していだいている僕たちの観念がものの見事に粉砕せられてしまっているのだ...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...あのやうな複雑な表象的画題に対して斯んな卑俗な考へを持つことに...
牧野信一 「階段」
...画家はまたどんなにそれを画題として好んだであろう...
柳宗悦 「樺細工の道」
...画題の中最も多きは亭(ちん)のある山水...
柳宗悦 「工藝の道」
...「灯のもとに女臥せり」という画題で...
柳田国男 「故郷七十年」
...或る残忍な画題が喜ばれて来た事は...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...「楓林停車(ふうりんていしゃ)」という南画の画題そのままな旅行だった...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??