...彼女は自画賛が激しいので、信じるに値しないと思っている...
...自画賛は人として大切な美点だと言われることもあるが、度を超すと逆効果になる...
...あなたの自画賛によって、周りの人々が不快な思いをすることがある...
...彼は自画賛するようなことはしないが、実際には優れた芸術家だ...
...彼は自画賛せずに、その作品を謙虚に評価していることが分かる...
...画賛を書かされる...
種田山頭火 「其中日記」
...しかしてこれらの絵本はいづれも当時著名の狂歌師の吟咏(ぎんえい)を画賛となせり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これなん三百六十のひとつなかまのいやなりけらしこれ宿屋飯盛が文にして画賛に尻焼猿人(しりやけのさるんど)(抱一(ほういつ))以下天明の狂歌師が吟咏を採録したり...
永井荷風 「江戸芸術論」
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永井荷風 「自選 荷風百句」
...画賛や書幅等に見られるものの中...
永井荷風 「来訪者」
...依頼を受けた書の種類は一様ではなく、『源氏』を始めとして長編の物語類、歌集類、諸種の絵詞、画賛画幅、色紙、扇面等で、中にも色紙と扇面との最も多かったのは当然のことだ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...それらには色紙形に和歌の画賛などの描かれた金襖となっている...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...(七月七日)五十七○画賛といふ事は支那に始まつて...
正岡子規 「病牀六尺」
...画賛即ち詩を書いた者があるが...
正岡子規 「病牀六尺」
...完全した上に更に蛇足(だそく)の画賛を添へるのが心得ぬ事である...
正岡子規 「病牀六尺」
...それは人物独りでは画として不完全に考へられることもあるので画賛を以てその不足を補ふのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...画賛は蛇足であるが画だけでは何だか物足らぬといふやうな場合に俳句の賛を書いて...
正岡子規 「病牀六尺」
...ただ葵(あおい)の花ばかり画いた上へ普通の葵の句を画賛として書いた処で重複といふ訳でもあるまいが...
正岡子規 「病牀六尺」
...さういふものを画賛として書くのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...始めて完全するやうにするのが画賛の本意である...
正岡子規 「病牀六尺」
...歌を画賛にする場合も俳句と違ふた事はない...
正岡子規 「病牀六尺」
...亀ヶ谷寿福寺の一禅僧が、画賛の詩に、肥狗(ヒク)ハ天ニ傲(オゴ)ツテ吼(ホ)エ痩人(ソウジン)ハ地ニ黙(モク)シテ哭(コク)スと書いたことが、高時の側近に知れ、重い罪に問われたなどという取沙汰も、つい先頃のことだった...
吉川英治 「私本太平記」
...光圀が尊敬し師事していた朱舜水(しゅしゅんすい)の文集のうちにある楠公画賛(がさん)の一文をとって...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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