例文・使い方一覧でみる「画論」の意味

...煙客翁（えんかくおう）と画論をしている内に... 煙客翁と画論をしている内にの読み方
芥川龍之介「秋山図」

...画論に華を咲かせたり... 画論に華を咲かせたりの読み方
上村松園「応挙と其の時代が好き」

...一時論壇は裸体画論を盛んに戦わして甲論乙駁（こうろんおつばく）暫（しば）らくは止まなかった... 一時論壇は裸体画論を盛んに戦わして甲論乙駁暫らくは止まなかったの読み方
内田魯庵「美妙斎美妙」

...あやしげな画論をはいたりしていましたが... あやしげな画論をはいたりしていましたがの読み方
梅崎春生「ボロ家の春秋」

...絵画論でもたたかわしましょうかね... 絵画論でもたたかわしましょうかねの読み方
江戸川乱歩「怪人二十面相」

...音楽に通じてるのに絵画論を喜ばれた... 音楽に通じてるのに絵画論を喜ばれたの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...日本人の妄想（もうそう）が幽霊を作出（つくりいだ）せし心理作用にまで溯（さかのぼ）りて論究せんとするが如きは画論の以外に馳（は）せたるものといふべし... 日本人の妄想が幽霊を作出せし心理作用にまで溯りて論究せんとするが如きは画論の以外に馳せたるものといふべしの読み方
永井荷風「江戸芸術論」

...アンダアソンは次いで千八百六十六年 The Pictorial Arts of Japan（『日本画論』）と題する美装の書（Edition du Luxe）二巻を著しまた同年英国美術館の購求せし支那及び日本画の目録を編纂（へんさん）して精細に説明する処あり... アンダアソンは次いで千八百六十六年 The Pictorial Arts of Japanと題する美装の書二巻を著しまた同年英国美術館の購求せし支那及び日本画の目録を編纂して精細に説明する処ありの読み方
永井荷風「江戸芸術論」

...千八百八十五年丁抹国（デンマークこく）の美術家 Madsen なる人 Japansk Malerkunst（『日本絵画論』）と題する小冊子を著しぬ... 千八百八十五年丁抹国の美術家 Madsen なる人 Japansk Malerkunstと題する小冊子を著しぬの読み方
永井荷風「江戸芸術論」

...ここで思いがけない写生一点張りの画論を聞いて... ここで思いがけない写生一点張りの画論を聞いての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...山水画論も現われ... 山水画論も現われの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...以上のほかにも先生の俳諧論映画論などにおける研究で問題とすべき事柄はいくらもあるが...
中谷宇吉郎「文化史上の寺田寅彦先生」

...ムーシナックの映画論で断片的なものだがなかなか啓発されるところはある...
平林初之輔「ウイツテ伯回想記その他」

...顔を合すと例の画論を始めて居た... 顔を合すと例の画論を始めて居たの読み方
正岡子規「画」

...何か一寸した漫談随筆のトピックとなるような箇有名詞や画論など...
宮本百合子「獄中への手紙」

...例のごとく画論をやり... 例のごとく画論をやりの読み方
山本周五郎「おれの女房」

...江戸時代の画史画論の雑書の観念などが交じるので... 江戸時代の画史画論の雑書の観念などが交じるのでの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

...武蔵の画論を書いている... 武蔵の画論を書いているの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

「画論」の読みかた

「画論」の書き方・書き順

いろんなフォントで「画論」