...この画架はとても使いやすい...
...画廊で展示するために、画架を買いました...
...アトリエの中に、画架がいくつかある...
...一人暮らしの部屋には、画架を置くスペースがない...
...画架の高さを調節することができます...
...わたしの部屋には画架のほかに籐椅子の一脚あるだけだった...
芥川龍之介 「夢」
...わたしはやはり画架に向かい...
芥川龍之介 「夢」
...見た所、十坪程もある、天井の高い寺院のお堂みたいな部屋であったが、画架だとか、描きかけのカンヴァスとか、塑像(そぞう)の材料だとか、石膏の塊だとか、額縁のこわれたの、脚のとれた椅子、テーブルなどが、隅々に転がっている中に、非常に大きな、まるでお祭りの山車(だし)みたいな感じのものが、殆ど部屋の三分一程を占領していた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...同時に画架も買って来てこれに載せた...
寺田寅彦 「自画像」
...そして鏡に映っているものは画架でも背後の箪笥でもその上にある本や新聞でも...
寺田寅彦 「自画像」
...溝のこっちに画架をすえて対岸の榎と赤い倉庫とすすきとの三角形を主題にしてかき始めた...
寺田寅彦 「写生紀行」
...ここで画架を立てて二時間余りを無心に過ごした...
寺田寅彦 「写生紀行」
...適当に画架(がか)をつくりました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...よく枯木の前に画架を立てる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...画架に向っていると...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...丹青(たんせい)は画架(がか)に向って塗抹(とまつ)せんでも五彩(ごさい)の絢爛(けんらん)は自(おのず)から心眼(しんがん)に映る...
夏目漱石 「草枕」
...寒子の描きかけてゐる画架に凭れると...
林芙美子 「瑪瑙盤」
...部屋の真ん中の画架には一枚の絵がのり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...画架に一瞥(いちべつ)を投げながら言った...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...画架を持って来いとおっしゃった...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...室(しつ)の真中(まんなか)に今一つの大いなる画架あり...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...(一方の画架の処に膝(ひざ)を突き...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...朝の生徒が三十人程一人の男のモデルの裸を囲んで画架を立てて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索