...男衆って集まると、いつも騒がしいね...
...居酒屋で、近くの男衆から声が聞こえてくる...
...あのグループは、何気なく「男衆の楽しみ♪」と歌っていた...
...男衆だらけのイベントが疲れた...
...夏祭りで、男衆がかき氷を作っていた...
...畑から帰つて来る男衆は...
芥川龍之介 「トロツコ」
...もう男衆が流し場を磨き...
武田麟太郎 「一の酉」
...二人の男衆がをりますがこのひとたちは馬屋の二階が部屋になつてゐまして...
辻村もと子 「早春箋」
...しかし私は男衆の亥之吉の存在が妙に気になる...
外村繁 「澪標」
...以前はどこかの箱屋(はこや)だともいうし役者の男衆(おとこしゅう)だったという噂(うわさ)もある...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...男衆が駈けつけて見ますれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...うちの男衆がみんな殺されちまうじゃないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...男衆は店頭(みせさき)に腰をかけて待っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...伴(とも)につれて来た男衆だといっていますけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...此處に居るよ」下の方から男衆の聲が聞えました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さうなると若い男衆たちも追從する...
長谷川時雨 「あるとき」
...昨夜の旅館の男衆がこっちを見ている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...男衆が、雪之丞に、「今夜、さじきにお見えになっている土部さまから、はねてから、柳ばしの川長(かわちょう)で、一献(いっこん)さし上げたいというおはなしだそうですが――」「え! 土部さまから――」雪之丞は、刷毛(はけ)を持っていた手を止めて、相手をじろりとみつめた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...楽屋口から、男衆を供に、役者の出入りに、好奇な目をかがやかして立ちならんでいる女たちの間を抜けて、茶屋の前から駕籠(かご)に乗るのは遠慮して、しばし、夜風が幟(のぼり)をはためかしているあたりをあるく...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...運転手が下男みたような男衆が六七人とで...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...あとに残ったのは小屋者の男衆のみで...
吉川英治 「江戸三国志」
...若い娘芸人や出方(でかた)や男衆などの小屋者...
吉川英治 「江戸三国志」
...父(てて)なし児でございますよ――こうして大勢の男衆にまじっていますもんで――父なし児でございますよ...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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