例文・使い方一覧でみる「男名」の意味
スポンサーリンク...発信人は「岡見桃助（おかみとうすけ）」と男名前であるが... 
海野十三 「赤外線男」
...笹村のところへもどうかすると決り文句の手紙を男名で書いた...
徳田秋声 「黴」
...山本安夫と表札は男名でも...
長谷川時雨 「柳原※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子（白蓮）」
...畳敷の方には仏壇代りの箱に男名前の位牌が置いてある...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...件（くだん）の男名は象護を出だし...
南方熊楠 「十二支考」
...しかし勝四郎を領袖（りょうしゅう）としている男名取らは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...師家と男名取らとの間に往来して調停に努力した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...病み衰えた勝三郎は終（つい）に男名取総員の和熟を見るに及ばずして東京を去った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...男名取中からは名を勝五郎と更（あらた）めた勝四郎が推されて幹事となり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...女の手らしい男名前の手紙が来た時…………近所の行きつけの床屋で髪を苅られなかった時…………会社の近くのタクシーで帰られなかった時…………どこかに女の髪毛（かみのけ）がくっついていた場合（御自分のかも知れないと思われた時でも念のため）…………御主人の着物に...
夢野久作 「奥様探偵術」
...女が男文字の男名前なぞいうのは古手で...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...ほんとの名は、福太郎（ふくたろう）とか福松（ふくまつ）とかいうのだろうけれど、男名でも、頭字に於の字をかぶせて呼ぶことが、良家の風習となっているので、このお大尽子（だいじんこ）も、そんな真似（まね）をして呼ばれているものとみえる...
吉川英治 「新書太閤記」
...男名（おとこな）を売っている兄弟三人が...
吉川英治 「新・水滸伝」
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