...本當の男でないさ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...武器の力で勝ったとてそれは男でない...
太宰治 「ロマネスク」
...だからよほど気むずかしい男でない限り...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...人と相談する男でない...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...人と相談する男でない...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...もとより井上は盗みをするような男でない」「で...
中里介山 「大菩薩峠」
...田中はそんな男でない」田中新兵衛という名...
中里介山 「大菩薩峠」
...醜男でない者はすなわち色男である...
中里介山 「大菩薩峠」
...すなわち男でない人間は即ち女...
中里介山 「大菩薩峠」
...遠くから見ても男でないだけは分る...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...彼は決して発作(ほつさ)性の男でない...
夏目漱石 「それから」
...彼は決して発作性の男でない...
夏目漱石 「それから」
...たまには良い男でないのも泊めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...融通(ゆうずう)の利く男でない...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...兄は言下に打消し「イヤイヤ小山君はそんな男でない...
村井弦斎 「食道楽」
...Wがそんな気振(けぶり)でも見せるような男でない事は無論であった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...男でない私は絶家(ぜっけ)の御下命をどうすることもできません...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...孫兵衛にしても木の股(また)から生れた男でない以上...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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