...申訳だけに出したものである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「誠に申訳ないが...
石川欣一 「山を思う」
...誠に申訳のない次第である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...私は此の野郎を片輪にしなければ申訳けが立ちません...
伊藤野枝 「白痴の母」
...季題はただ申訳(もうしわけ)だけに句の中に入れてあるという類が多くって...
高浜虚子 「俳句への道」
...こんな酒を飲んでは樹明さんにすまないばかりでなく世間に対しても申訳ない...
種田山頭火 「行乞記」
...』と愚痴らしく申訳するもある...
永井荷風 「一月一日」
...落第(らくだい)しても母に対して尤至極(もつともしごく)な申訳(まをしわけ)ができると思ふからであつた...
永井荷風 「すみだ川」
...落第しても母に対して尤(もっとも)至極(しごく)な申訳(もうしわけ)ができると思うからであった...
永井荷風 「すみだ川」
...「それ等はみんな最早聴いている処であるから辞退の申訳にはならぬ」と重ねて頻(しき)りに仰せがあったけれども...
中里介山 「法然行伝」
...寄進された信者に申訳も相立たない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...申訳が立たないとお前は下手人(げしゅにん)も同様だぞ」「冗談言っちゃいけません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あとの点ではなはだ申訳なく思っている次第です...
野呂栄太郎 「加藤正宛書簡」
...風邪(かぜ)を引かしちゃあ申訳ない...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...わたしはそれを隠しもしなければ申訳もしない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...むだ足をさしてこっちこそ申訳ねえ」「じゃあ又来るぜ」正吉は寒々と露地を出た...
山本周五郎 「お美津簪」
...「お手間を欠いて申訳ありません...
山本周五郎 「新潮記」
...「お前が転びでもすると私が敬吾に申訳けがない...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
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