...冗談(じょうだん)のように異議を申し立てると...
芥川龍之介 「路上」
...瞭り申し立てる事が出来ます...
大庭武年 「旅客機事件」
...反抗の趣意を申し立てるにしても...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...それに抗議(こうぎ)を申し立てるどころか...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...そういうおもしろい研究に対してもその研究題目それ自身に対していろいろの故障を申し立てる学者があると見えて...
寺田寅彦 「物質群として見た動物群」
...昔の恋敵に嫉妬・逆恨みで命を狙われていると申し立てる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...否の応のを申し立てる余地のないことにしているのは申すまでもありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...再び鶴子を背負ってこの部屋へ戻って来たまでの経過を残りなく申し立てると...
久生十蘭 「魔都」
...その場で申し立てる所存...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...こういう名前の人物と同一人ではないと申し立てるのだな――」彼は「人物」と言った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...今は多分デンマアクへ逃走の途中らしいのだが」「僕は同一人でないとただ申し立てるだけじゃありません」とトニオ・クレエゲルは言いながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...かく申し立てるところの...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...」いちがかう申し立てると...
森鴎外 「最後の一句」
...」いちがこう申し立てると...
森鴎外 「最後の一句」
...「底がはいつてゐるから好(い)いと思ひました」と申し立てるところになつて...
森鴎外 「魔睡」
...左様な事を申し立てるが...
吉川英治 「篝火の女」
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