...實に密教のピユリタニズムとも申し奉るべき固い掟を示されました...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...崇神天皇の御名を紀に御間城入彦五十瓊殖天皇と申し奉ることなり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...(記には御眞木入日子印惠命とあり)此外にも孝昭天皇を紀に觀松彦香殖稻天皇(記には御眞津日子訶惠志泥命とあり)と申し奉るも...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...島津修理太夫(しゅりだいふ)義久と申し奉るは...
中里介山 「大菩薩峠」
...あがめて鬼頭天王と申し奉る...
中里介山 「大菩薩峠」
...浜辺の砂地にある黒幕が切り落とされると、観如上人、今にも読経を終えた様子で、浄海の願文を捧げて、観如上人 (読み上げる)「弟子入道浄海、謹んで申し奉る...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...太政大臣正一位大禅定入道浄海、謹んで申し奉る...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...暫時があいだ其の方に於てお預かり申し奉るべし...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...「わたくしを通して先帝の御遺志はそのままみかど(後村上)へおつたえ申し奉るつもりでおります」とも言っている親房だった...
吉川英治 「私本太平記」
...勅使をお迎え申し奉る大礼に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...諄(くど)くも懇願申し奉ること大罪と恐れ入りまするなれど...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...公儀の御憐憫(ごれんびん)にお縋(すが)り申し奉る事だ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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