...一生懸命にのぼった甲斐があって...
芥川龍之介 「蜘蛛の糸」
...四郎がジリジリと待ったほどの甲斐があって...
海野十三 「雷」
...その甲斐があってか...
海野十三 「○○獣」
...探し廻った甲斐があって...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...我々も運動甲斐があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...四十日近く待った甲斐があって...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...許嫁の夫を捨てた甲斐があって...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...待ちに待った甲斐があって...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...四十七年間もの長い間講師を勤めあげた甲斐があって...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...でも本当にびしょぬれになった甲斐があってうれしかった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その甲斐があってうれしいと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...骨折り甲斐があって何よりです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すこしでもどうかという時期を病院で辛棒していた甲斐があって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...引っ張れえ!」二人の必死の努力の甲斐があって...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...その苦心努力の甲斐があって...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...なかなか良う調べが届いとる」「その骨折りの甲斐があってか...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その甲斐があって...
吉川英治 「剣難女難」
...さまざまと手をくだいた甲斐があって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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