例文・使い方一覧でみる「甲」の意味


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...羅(かふら)だけでも盥(たらひ)ほどあるすつぽんだつたなどと話してゐた...   甲羅だけでも盥ほどあるすつぽんだつたなどと話してゐたの読み方
芥川龍之介 「本所両国」

...板のものかげへひっぱっていって...   甲板のものかげへひっぱっていっての読み方
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」

...太い鼈縁(べっこうぶち)の目がねをかけ...   太い鼈甲縁の目がねをかけの読み方
江戸川乱歩 「月と手袋」

...』堅光るヘクトール其時答へて彼に曰ふ...   』堅甲光るヘクトール其時答へて彼に曰ふの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...車返(くるまがえし)から州街道筋へ出て...   車返から甲州街道筋へ出ての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...父が死んでからの野さんは...   父が死んでからの甲野さんはの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...誰が爲まもる操の色ぞ松の常盤もかくては斐なき捨られ物に...   誰が爲まもる操の色ぞ松の常盤もかくては甲斐なき捨られ物にの読み方
一葉 「暗夜」

...口々に怒号しながら板へ駆けあがってきた...   口々に怒号しながら甲板へ駆けあがってきたの読み方
久生十蘭 「ノア」

...村のあばらやの一室で花やかな長剣を振り翳しながら天国や地獄の夢を々と追ひまくつてゐるうちは斐々々しかつたが...   村のあばらやの一室で花やかな長剣を振り翳しながら天国や地獄の夢を々と追ひまくつてゐるうちは甲斐々々しかつたがの読み方
牧野信一 「鬼の門」

...たといその境雑(まじ)るもかくのごとし(『子夜話』続篇八〇)...   たといその境雑るもかくのごとしの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...州の御嶽(みたけ)の社の近くには日蓮上人などが...   甲州の御嶽の社の近くには日蓮上人などがの読み方
柳田國男 「日本の伝説」

...菓子に対する子供の態度にと乙とがあるように...   菓子に対する子供の態度に甲と乙とがあるようにの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...之助さんというお子もあって...   甲之助さんというお子もあっての読み方
山本周五郎 「めおと蝶」

...斐はその大鹿が...   甲斐はその大鹿がの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...州方の進撃路をきり拓(ひら)いて来た工兵である...   甲州方の進撃路をきり拓いて来た工兵であるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...州へ随身なせば...   甲州へ随身なせばの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...群雄天下にみち、各、この乱世の黎明(れいめい)を担(にな)うもの、万民の塗炭(とたん)をすくうもの、われなり、われを措(お)いて、人はあらじと、自負し自尊し、ここに中原(ちゅうげん)の覇業(はぎょう)を争っておりますが、すでに、偉材謙信は逝(ゆ)き、山の信玄亡く、西国の雄元就(もとなり)は、おのれを知って、子孫に守るを訓(おし)えて世を終え、そのほか浅井朝倉は当然の自滅をとげ、何人かよくこの大くくりを成し遂げて、次代の国土に文化に万民をして心から箪食壺漿(たんしこしょう)せしめるような大人物がおりましょうか、残っておりましょうや……指を折ってみるまでもないではございませぬか」「…………」秀吉は、そのとき、むくと面(おもて)をもたげた...   群雄天下にみち、各、この乱世の黎明を担うもの、万民の塗炭をすくうもの、われなり、われを措いて、人はあらじと、自負し自尊し、ここに中原の覇業を争っておりますが、すでに、偉材謙信は逝き、甲山の信玄亡く、西国の雄元就は、おのれを知って、子孫に守るを訓えて世を終え、そのほか浅井朝倉は当然の自滅をとげ、何人かよくこの大くくりを成し遂げて、次代の国土に文化に万民をして心から箪食壺漿せしめるような大人物がおりましょうか、残っておりましょうや……指を折ってみるまでもないではございませぬか」「…………」秀吉は、そのとき、むくと面をもたげたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...州にわたる信雄の与国は...   甲州にわたる信雄の与国はの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「甲」の読みかた

「甲」の書き方・書き順

いろんなフォントで「甲」

「甲」の英語の意味

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