例文・使い方一覧でみる「甲」の意味


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...どうしても叱る事が出来ずに時間が立つてゆくので自分の腑斐なさに愛想をつかしながらも...   どうしても叱る事が出来ずに時間が立つてゆくので自分の腑甲斐なさに愛想をつかしながらもの読み方
伊藤野枝 「背負ひ切れぬ重荷」

...板へ出てみると...   甲板へ出てみるとの読み方
海野十三 「海底大陸」

...手脚半の他は裸の竜次郎...   手甲脚半の他は裸の竜次郎の読み方
江見水蔭 「死剣と生縄」

...このMさんのお家へ立寄つた斐があつたと思つた...   このMさんのお家へ立寄つた甲斐があつたと思つたの読み方
太宰治 「津軽」

...暗闇のなかから高い震えた声がしてくる...   暗闇のなかから甲高い震えた声がしてくるの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」

...上(じょう)板も下(げ)板も寂(せき)としてさながら人なきようになりぬ...   上甲板も下甲板も寂としてさながら人なきようになりぬの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...彼の手のの静脈は...   彼の手の甲の静脈はの読み方
豊島与志雄 「塩花」

...」と高(かんだか)な一本調子で...   」と甲高な一本調子での読み方
永井荷風 「すみだ川」

...どの病室の入口にも斐しく服装をととのえた看護婦...   どの病室の入口にも甲斐甲斐しく服装をととのえた看護婦の読み方
永井隆 「長崎の鐘」

...ことに州の山の中にめざす者があって...   ことに甲州の山の中にめざす者があっての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...州入墨で江戸ッ子をもって任ずるがんりきの地声ではない...   甲州入墨で江戸ッ子をもって任ずるがんりきの地声ではないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...環(かん)が飛んで手の(こう)をいやというほど撲(ぶ)った...   環が飛んで手の甲をいやというほど撲ったの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...「天保十五年辰正月五日...   「天保十五年甲辰正月五日の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...どんな役にも立てるだろう」「その必要があればな」と斐は云った...   どんな役にも立てるだろう」「その必要があればな」と甲斐は云ったの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...「与五が怒るぞ」と斐が云った...   「与五が怒るぞ」と甲斐が云ったの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...「親元へ帰ってどうする」と斐はまたきいた...   「親元へ帰ってどうする」と甲斐はまたきいたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...あれは州の初鹿野(はじかの)伝右衛門という話せるさむらいだ...   あれは甲州の初鹿野伝右衛門という話せるさむらいだの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...ひとり州流(こうしゅうりゅう)を標榜(ひょうぼう)する軍学者(ぐんがくしゃ)だけが見あたらない...   ひとり甲州流を標榜する軍学者だけが見あたらないの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

「甲」の読みかた

「甲」の書き方・書き順

いろんなフォントで「甲」

「甲」の英語の意味

「甲なんとか」といえば?   「なんとか甲」の一覧  


ランダム例文:
拾い読み      飯椀  

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