...由緒ある百八十年の建物は...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...由緒あるお寺の古式に則った佛事に列席してみると...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...菅野未亡人と云う人は由緒ある地方の豪族の夫人には違いなかろうが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...由緒ある公孫樹に足の皮を与えるくらいは何でもないことで...
豊島与志雄 「公孫樹」
...由緒ある名刹は至る処にあるが...
豊島与志雄 「中支生活者」
...祖先から傳はつた由緒ある家も汚し度くないと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...由緒ある邸宅であれば...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...由緒ある家名の為にも……」「家名なんか焼いてしまえ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...由緒ある邸宅に、美術品や家具類がたくさんある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...出自(しゅつじ)は由緒ある家系で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...由緒ある名前や荘園のためなら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...由緒ある三遊亭圓太の名跡襲(つ)いだは...
正岡容 「小説 圓朝」
...さらにごく少数の尾州荒子時代の由緒ある旧家がある...
柳田国男 「家の話」
...ことに仙台という由緒ある大藩に手をつける...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...やっぱり弱点を持っているものだよ」「国老になにかそんなことがあるのか」「小幡は小藩でも由緒ある織田の直流だ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...年四十に及びて数哩(マイル)を隔てたる処に在る「鷹が宿」という由緒ある家柄に生れしアリナ(仮名)と呼べる若き女性を夫人として迎えけるが...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...そのほか展覧会、校友会、由緒ある会、出たらめの会なぞ、それぞれ鳥打帽と制帽の使いわけ方がある...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...由緒ある御当家には...
吉川英治 「江戸三国志」
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